ザク系解説(SDGW)

概要
ザク系の解説。鹵獲機系とも言われている。
ジム系以上の種類があり、多様な換装を楽しむことが出来るが、
前半から中盤に掛けてはかなりのお荷物。運用には多少の愛も必要になって来る。
まずはドムへの換装を目指し、部隊に居場所を作ろう。
後半はどの兵種よりも強いので独壇場となる。育てる楽しみは大きいだろう。



名称 旧ザク(Zaku I)
アイコン
ランク 1
AP 20
必要ポイント 0
回復力 11
移動力 5
探索能力 3
隠蔽能力 13
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 08 07 -- 08
格闘兵器 ヒートホーク(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 11 7 09 10
上記備考 格闘攻撃
射撃兵器 105mmマシンガン(射程2-4・弾数8)
陸海空宇火力 09 06 09 08
上記備考 -
特殊兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
その他備考 占領可能
初出 機動戦士ガンダム 
マニアック度 ★★★★★☆☆☆☆☆
主な搭乗者 ガデム
ゲラート・シュマイザー(専用機)
エリオット・レム(プロトタイプ)
本編での活躍 
ジオニック社の下請け、ホシオカ社が開発した宇宙世紀初の量産型MS。最近はザクIと呼ぶのが一般的。
両手足のある人型を採用したことで、物を持ったり動かしたりが簡便で、重機業界に革命を起こす。
より大きな力でより多くの作業をこなせ、人類社会の発展に寄与したのは間違いないが、
それは武装させることで簡単に軍事にも転用出来ることを意味し、
未曽有の人的被害を招く戦争をジオン公国が決意する大きな理由の一つともなってしまった。
動力パイプを内蔵式にしている為、高い出力が出せないという設定はあるが、
それでも連邦軍の通常兵器など相手にならず、大戦初期のジオン軍の快進撃に大いに寄与した。
もっと高い性能を軍から求められ、戦いの主役は後継機のザクIIに移り、本機は現場から遠ざかることになるが、
汎用作業機械としては戦闘用の後輩達よりも遥かに優秀で、工作隊の面々からは歓迎された。
本編ではジオン軍が戦力不足を補う為に戦闘に用いることもあったが、いずれもガンダム達に撃破されている。
本作での活躍
人類史において良くも悪くも多大な功績のある本機だが、本作ではただのザコ。
こちらの攻撃を3発耐えるのも難しく、簡単に撃破出来る。ジム系に優先して破壊させよう。
ザク系の小隊を運用時に敵に都合良く残りAP1のものが発生することはあると思う。
その際は戦艦内で本機に換装してわざとランクを落とし、EXの大量取得を狙いたいが、
特殊武器で任意の相手を攻撃出来る様になるザクやドムの方がEXを貯める際は楽という点には注意。
鹵獲機を手に入れても、相当な期間一年戦争の機体を使う羽目になるので、
ある程度戦艦の数に余裕が生まれるまでは倉庫で寝かせていた方がいいかもしれない。


名称 ザクII(Zaku II)  
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ランク 2
AP 22
必要ポイント 30
回復力 14
移動力 5
探索能力 3
隠蔽能力 10
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 09 08 -- 09
格闘兵器 ヒートホーク(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 11 7 10 11
上記備考 格闘攻撃
射撃兵器 120mmマシンガン(射程2-6・弾数7)
陸海空宇火力 09 07 08 09
上記備考 -
特殊兵器 ザクバズーカ(射程2-7・弾数2)
陸海空宇火力 16 13 16 18
上記備考 命中率67%
その他備考 占領可能
初出 機動戦士ガンダム
マニアック度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 シャア・アズナブル(専用機)
ジーン
フォント・ボー(展示物)
本編での活躍 
旧ザクの開発成功直後に、より強いパワーを要求されたジオニック社が開発したMS。
生産性、操縦性、拡張性の全てが非常に高いレベルの傑作機で、宇宙世紀で最も生産されたMSでもある。
特長的な動力パイプを機体外に設置したことで、旧ザク時代には機体内に使っていたスペースが空き、
安定性の低下と弱点の露出という欠点も増えたが、出力の向上と無数のバリエーション機の誕生にも繋がった。
特に一年戦争初期を指す一週間戦争における活躍は著しく、ジオン軍の圧倒的な優位を決定付けた。
本編の第1話から登場し、宇宙・地上問わずガンダム達と何度も戦闘を行うも、
ガンダム達の圧倒的な性能には苦戦を強いられ、中盤以降は連邦軍の反抗と物量作戦に成す術が無かった。
戦後は、乗る者も運べる者も無い夥しい数の機体がサイド3本国に残されており、
一部は降伏を良しとしない勢力が持ち逃げし抵抗活動の戦力とするが、大半は連邦軍は接収。
戦力に組み込まれたり演習の的になったりで、公国民と残党兵達はそれを苦々しい気持ちで見たという。
本作での活躍
ジオンの魂とも言える機体だが、スピリットでもないただの魂でこの困難な戦場は生きられない。
マシンガンの口径が大きくなって、旧ザク比で射程が2も上がっているのは凄いが、それでもジム止まり。
せめてドムくらいまでは換装出来ないとザク系は粗大ゴミもいいところなので、
本機のザクバズーカで高ランクの敵を意識して破壊し、早い換装を目指さないとジム系以上に落ちこぼれるぞ。

名称 ザクフリッパー(Zaku Flipper)  
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ランク 2
AP 21
必要ポイント 48
回復力 10
移動力 6
探索能力 5
隠蔽能力 14
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 09 07 -- 08
格闘兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
射撃兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
特殊兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
その他備考 索敵機
占領可能
初出 MSV
マニアック度 ★★★★★★★☆☆☆
主な搭乗者 ケイト・ヨン
タイタス
本編での活躍 
大戦後期に登場した、ザクのバリエーション機の一つ。
大戦初期に活躍した強行偵察型(本作未登場)に特殊なカラーリングを施してステルス性を高め、
高性能のズームカメラを搭載することでより精度の高い情報を得られる様になった。
敵に見つからないことと、無事に情報を持ち帰ることだけを求められている為、
少しでも重量が増えて逃げ足が遅くなってしまう、携行火器を殆ど持ち合わせていない(使用は可能)。
異質な外観はともすれば恰好良くも見え、ドムの胴体と本機の頭部をミキシング・ビルドし、
セガの某有名STGに登場させたのは有名な話。当時は大らかな時代だったのだ。
令和になってその優れた視界を活かしたスナイパー・カスタム機が生まれるなど、
この世界の機体は急に本機の様なマイナーどころにもスポットが当たることも多々あるので面白い。
本作での活躍
見た目が黒一色で、サイボーグ強化兵士の様な外観をしているので、
いきなり凄く強そうなのが来た!とキッズ達を震えさせたMS(管理人は当時、黒の部隊的なものと思いました)。
実際は非武装の索敵機なのだが、まずこれが最初の敵というのが本作のマニアっぷりを象徴している。
序盤の敵の中では倒し易いので、ジム系のEX集めには最適な敵ユニットとは言える。
本作ではあまりに敵機を減らし過ぎると勝手に降伏してそのマップが終わってしまう為、
敢えて数体残すのなら非武装の本機は何かと都合が良い。その代わり敵の視界は増えてしまうのは注意。
自軍でも使用出来るが、索敵範囲はそこまで広くないので使うことはまず無いだろう。
ちなみに、フリッパーとは水かきのことで、背中にパーツとして付いているからこう呼ばれているのだが、
本作では非武装のユニットは背中の画像を用意されていない為、本機のその雄姿を拝むことは叶わない。


名称 グフ(Gouf)  
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ランク 2
AP 25
必要ポイント 70
回復力 12
移動力 5
探索能力 3
隠蔽能力 8
移動タイプ
陸海空宇防御 11 -- -- --
格闘兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
射撃兵器 5連装75mm機関砲(射程2-4・弾数7)
陸海空宇火力 13 12 13 --
上記備考 -
特殊兵器 ヒートロッド(射程1-2・弾数5)
陸海空宇火力 17 16 13 --
上記備考 機能停止付与
命中率70%
その他備考 占領可能
初出 機動戦士ガンダム
マニアック度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 ランバ・ラル(専用機)
ヴィッシュ・ドナヒュー(専用機)
レンチェフ
本編での活躍 
地球上の運用を前提として設計され、ザクとは違う機体となったジオン公国軍の局地戦用MS。
来たるべき連邦軍のMSが投入される日に備え一度ザクから離れ、陸戦で必要な性能を追及されており、
大ナタの様なヒートサーベルと手持ちのグフシールドで、徹底的に格闘戦に特化した機体。
武装はザクのものがそのまま使え、フィンガーバルカンやヒートロッドなど、内蔵武器も充実している。
ヒートロッドはミミズの様なフォルムの鞭で、敵機に巻き付いて高圧電流を流し込み、
パイロットや内蔵機器の破壊を狙ったり、振り回してサーベルの様に敵を切り裂いたりと、かなり恐ろしい武器。
ランバ・ラル機の活躍は特に有名で、隊員達との強固な結束から生み出される連係プレーは、
性能で圧倒的に勝っていたガンダムを追い詰め、パイロットのアムロの多大な成長を促した。
なお、本機の製造と改良にはジオニック社のライバル、ツィマッド社が大きく関わっており、
本機をどうにかして単騎で飛行可能に出来ないかと研究に研究を重ねる内にMS全体の開発力は大幅に向上。
同社が開発した傑作MS、ドムの誕生に繋がる。2社の不仲を強調した作品もあるが、案外そうでもないのかも。
本作での活躍
実はとても弱っちい酷い欠陥機。何故ならヒートサーベルを搭載していない為、格闘武器が無く
フィンガーバルカンをぺちぺち撃つしか能の無い機体に成り下がっている。宇宙どころか海も歩けないのも困りもの。
勿論ヒートロッドは流石に実装しているが、凄く強力という訳でもなく、ステータスも全体的に低い。
極々稀に機能停止を付与するが、その付与の為に何十回試行するのかレベルだから当てには全く出来ない。
他の上位機体の繋ぎにすらならず、ザクのままEXを貯めて、未来の換装に想いを馳せる方が余程建設的だ。
ただ、色だけは完全にグフ・カスタム(本作未登場)なので、雰囲気を楽しみたいなら使ってもいいと思う。
敵はザクなどと小隊を組んでいるが、ザクの射程で射撃すると本機が届かず、結果として攻撃力が大幅に下がっている。
反撃が行えないので、接近戦を挑んでサーベルで斬り倒すのが一番の攻略法だなんて酷過ぎません?


名称 ドム(Dom)  
アイコン
ランク 2
AP 26
必要ポイント 112
回復力 10
移動力 6
探索能力 3
隠蔽能力 9
移動タイプ 陸・宇
陸海空宇防御 13 -- -- 11
格闘兵器 ヒートサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 15 10 12 14
上記備考 格闘攻撃
射撃兵器 360mmバズーカ(射程4-9・弾数6)
陸海空宇火力 14 12 12 13
上記備考 -
特殊兵器 拡散ビーム砲(射程2-3・弾数1)
陸海空宇火力 10 08 08 10
上記備考 機能停止付与
命中率78%
その他備考 占領可能
初出 機動戦士ガンダム
マニアック度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 黒い三連星
ダイアン・ノイス
ルロイ・ギリアム(リックドム)
本編での活躍 
ジオン公国のツィマッド社が製作した、連邦軍からは“スカート付き”と恐れられる重MS。
本作の頃は存在すらしなかったヅダや、諸々の水陸両用MS、
そしてグフの飛行試験による研究を重ねて開発力を高めた同社が満を持して送り出した傑作機。
通常兵器をものともしない重装甲と、ホバー移動による高機動で従来のMSを過去にした。
本当は真っ先にドズルからランバ・ラル隊に送られ、対木馬の切り札とされる筈だったが、
妹のキシリアとの不仲が軍の結束にも影響を与えており、そのドムはキシリア派のマ・クベ達に盗られる。
言うまでもなくドム1個小隊で挑まれては、当時のアムロ達に万に一つも勝ち目は無かったと思われる。
その後は黒海周辺で黒い三連星とガンダム達が初対峙。小さくない犠牲の上で1機撃破され、
オデッサにおけるリターンマッチで残る2機も破壊される。本機の性能でも成長したアムロには及ばなかった。
後述のゲルググが配備されるまでの間の繋ぎとして、脚部のバーニアを宇宙用に換装した
リックドム(本作ではこのドムで二役を兼ねている)共々、大戦末期までジオン軍の戦線を支え続けた。
まぁリックドムは地上のドムと本当に同じ素材機体なのかというくらい簡単に風穴が空いてはいたが、
最後の最後でホワイトベースを撃破するという大殊勲を挙げた。ともあれ小説版での活躍の差に驚愕する筈。
本作での活躍
前述の通り、ドム(リックドム)なので地球でも宇宙でも使える汎用機。スパロボスタイルというか。
ランクはザクと同じ2のままで、射程だけは9まで伸びていてとても戦い易い。お勧めの機体。
特殊武器の拡散ビーム砲は、ゴッグの様に腹部からズババババとビームを放射する内蔵武器だが、
本機は出力不足で音と光ばかりで威力に乏しいという設定が本当に存在する。故に強くはない。
そんなところまで原作再現しなくてもいいのに・・・命中率はやたら高いので、
瀕死の敵部隊を狙って撃破したり、稀に機能停止を引き起こすことを期待して使う武器。
確率はグフといい勝負なので、例えばダブデなら停止させるまでこの武器を試行するより、
砲台が当たらないことを狙った方が遥かに容易。弱い者いじめ用の武器と割り切った方がいい。
優秀な射程を活かし、ガンキャノンどころかガンタンクとも組めるので平時はせっせと射撃に徹しよう。
ホバー移動の為海への侵入が出来ないので、どうせ組ませるなら移動適正の一緒なガンタンクがいいかも。


名称 ゲルググ(Gelgoog)  
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ランク 3
AP 28
必要ポイント 149
回復力 11
移動力 6
探索能力 3
隠蔽能力 8
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 13 10 -- 14
格闘兵器 ビームナギナタ(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 15 11 12 14
上記備考 格闘攻撃
射撃兵器 ビームライフル(射程2-8・弾数6)
陸海空宇火力 15 11 12 16
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
その他備考 占領可能
初出 機動戦士ガンダム
マニアック度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 シャア・アズナブル(専用機)
アナベル・ガトー(専用機)
ジョニー・ライデン(高機動型専用機)
本編での活躍 
ジオン公国のジオニック社が製作した、大戦中最後の主力量産機。
鶏の様なトサカと豚の様な鼻、ずっしりとした外観でとても強そうに見える。
実際は軍事企業主要3社の合作で、ジオニック社の基礎設計、ツィマッド社のエンジン、
そしてMIP社のビームライフルといいとこ取り。量産機ながらガンダムに匹敵する性能と言われている。
しかし開発は大いに難航し、投入はソロモン会戦の後。あまりに投入が遅過ぎたのは勿論のこと、
熟練パイロットが今更操縦系の違う本機に乗るのを嫌がった。
ソロモン会戦の生き残りはドズル派だからMSを回したくない。などの理由と言われているが、
結局本機に搭乗したメイン層は戦闘訓練もそこそこな学徒兵が中心で、ろくな戦力になり得なかった。
あと1ヶ月戦線投入が早ければ歴史が変わっていたという説すらある、悲しい逸話に満ち溢れたMS。
戦後はザク同様、連邦軍に大量に接収されたが、やはり残党兵が相当数持ち逃げしており、
機体性能の優秀な本機は長らく連邦軍を苦しめた。終戦後に評価されるというのも皮肉な話である。
本作での活躍
本作では物足りなさを感じる機体。所詮は「さすが新型・・・!」でしか無いと言うのか。
今更ナギナタとライフルだけのシンプル武装では辛いものがある。
一応そのライフルの射程が8もあり、・・・スナイパーライフルでも使っているのだろうか。
ガンキャノン系と小隊を組むことも可能となっているが、別にそれはドムの段階でも出来る。
という訳でここはやっぱりギャンを使っておきましょうギャンを。ギャンはいいものだぁ!


名称 ギャン(Gyan)  
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ランク 3
AP 26
必要ポイント 177
回復力 14
移動力 7
探索能力 3
隠蔽能力 12
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 15 09 -- 14
格闘兵器 ビームサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 16 10 13 16
上記備考 格闘攻撃
射撃兵器 シールド内装ミサイル(射程3・弾数4)
陸海空宇火力 17 15 16 18
上記備考 -
特殊兵器 ハイドボンブ(射程2・弾数1)
陸海空宇火力 22 17 19 22
上記備考 命中率55%
その他備考 占領可能
要アドバンストパーツザク1
初出 機動戦士ガンダム
マニアック度 ★★★★★☆☆☆☆☆
主な搭乗者 マ・クベ(プロトタイプ)
ジル・ジグラ(専用機)
本編での活躍 
ジオン公国のツィマッド社が製作した、グフ以上の近接攻撃力を持たせた次期主力MS候補。
全く新しい駆動システムを導入したことで、オリンピック選手の様な機敏な動作を実現。
ビームライフルの実装は叶わなかったが、その代わり高威力のビームサーベルを装備。
しかし、戦艦の主砲並みの威力のビームライフルの実装こそが重要とされ、
それに成功し、トータルバランスに優れたゲルググとのコンペティションに脱落。
その時の機体がキシリア経由でマ・クベに渡り、ガンダムとの(実質)一騎打ちに使われる。
シールド内装ミサイルやハイドボンブ(機雷)等の搦め手に徹し、かなりいいところまで追いつめたが、
結局は技量差が響いたかガンダムに撃破される。プライドが邪魔をして救援の提案を断っていたが、
シャアと共闘していればおそらく勝てた筈で、本機の優秀さの証明は十二分に果たした。
戦中戦後も本機の後継機は数多く生み出され、特にベテランパイロットや高級士官に愛された。
本作での活躍
全ユニット中最低レベルの射程というのは欠点には違いないが、その攻撃力は極めて魅力的。
シールド内装ミサイルはこの時代の兵器としては突出した威力で、何とザクマシンガンの2倍。
イメージ的に格闘の方が強そうだが、近距離でミサイルを撃ちまくった方が大火力。
これを活かすのなら是非ギャン×3小隊を作りたいところだ。苦労に見合った強さが本機にはある。
このミサイルの威力を超えるのはずっと後のジ・Oまではおらず、何とザクIIIよりも強い。凄いぞギャン!
特殊武器のハイドボンブは、射程を縮めてもっと威力が上がっており、しかも小隊攻撃。
多少命中率に難はあるが、セーブ&ロード前提で当たるまで粘ってもいいと思う。
アドバンストパーツを入手次第即換装して最前線を任せたいものだ。ギャンはいいものだぁ!

名称 アイザック(EWAC-Zack)  
アイコン
ランク 4
AP 24
必要ポイント 240
回復力 12
移動力 6
探索能力 7
隠蔽能力 15
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 13 12 -- 14
格闘兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
射撃兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
特殊兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
その他備考 索敵機
占領可能
初出 機動戦士ガンダムΖΖ
マニアック度 ★★★★★★☆☆☆☆
主な搭乗者 ガエル・チャン(小説版)
エメ・ウィルヘッド
本編での活躍 
人名の様な名前のハイザックのバリエーション機の一つで、高性能索敵機。
正式名称はEWACザックで、覚え辛いなどの理由でアイザックになったのだと思われる。
ティターンズに配備されていたものがネオジオン軍に投降し、その際に何機かが戦力に組み込まれている。
レドームと呼ばれる可愛い帽子みたいな兵装が特徴で、
これは一年戦争当時の連邦軍のディッシュ連絡艇(本作未登場)をMSに落とし込んだ結果らしい。
勿論ハイザックと同じ武装は使用出来るが、ザクフリッパーの欄で述べた理由であまり重武装はされない。
・・・筈だが、基本的に困窮しているジオン残党にとっては貴重な戦力として活用せざるを得ず、
索敵以外の戦闘任務も担うことが多く、その際に撃破されてしまうことが多い。
ちなみに、ハイザックのバリエーション機は本機以外にも多数確認されており、他には
狙撃仕様・砲戦仕様・水陸両用・民間競技用・一般作業用など、枚挙にいとまがない。
生活の役にも立ってるというのは凄いなあ。ネオジオンの人はハイザックを嫌い過ぎだと思う。
本作での活躍
とても見た目がキュートで使いたくなってくるが、使ってしまうと非武装の本機ではEXを稼げなくなる。
なので、ここは我慢してコア・ファイター系を育成して索敵機とした方がいいだろう。
同時期だとウェイブライダーなどもいるので、索敵要員に不足感を感じることは無い。
この索敵機に共通する悩みは次の索敵機でやっと解決する。それまでの辛抱だ。


名称 ハイザック(Hi-Zack)  
アイコン
ランク 4
AP 25
必要ポイント 220
回復力 15
移動力 7
探索能力 3
隠蔽能力 10
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 16 13 -- 15
格闘兵器 ヒートホーク(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 16 10 13 15
上記備考 格闘攻撃
射撃兵器 ビームライフル(射程2-6・弾数8)
陸海空宇火力 15 10 11 16
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 ミサイルランチャー(射程5-7+2x2・弾数2)
陸海空宇火力 15 14 15 16
上記備考 複数攻撃
命中率43%
その他備考 占領可能
初出 機動戦士Ζガンダム
マニアック度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 ジェリド・メサ
デーバ・バロ
サラ・ザビアロフ
本編での活躍 
グリプス戦役時の地球連邦軍、並びにティターンズの主力MS。
一年戦争後に確保していたジオン側の優秀なMS開発者達と連邦側の開発者とを協力させ、
ジムとザクの利点を兼ね備えた夢の様な機体を目指して開発された。結果としてそれは成功し、
全てにおいてザクを遥かに凌駕する性能を持ったいいとこ取りの機体が誕生した。
特に操縦性については小説などでパイロットが言及することが多く、余程のものだったことが窺える。
先の大戦の象徴である為、ザクに搭乗することに拒否感を持った兵士は確かに存在したそうだが、
主力MSのジムIIと比較して美点が数多く、量産後はティターンズに優先配備される。
これには勿論性能もさることながら、ザクが敵に回ったという抵抗勢力への心理効果も多分に狙っている。
欠点としては、出力の不足からビームライフルとビームサーベルを同時に使えないことくらいだが、
スペースコロニー内におけるビームライフルの使用は禁忌(高威力で地面を貫通してしまう)とされているので、
少なくともグリプス戦役開始までは全く問題にならなかった。
同戦役においてはパワー不足による不満解消の為、新たな主力機の開発は進められていたが、
本機が最前線から姿を消すことは遂に無かった。拡張性もザク譲りでバリエーション機も非常に多く、
グリプス戦役以後の戦いや、遠く火星の地においても末永く運用されているまごうことなき名機。
本作での活躍
設定上はとても優秀な機体で、最初から換装出来るのも強みではあるのだが、
総合的なステータスは微妙。勿論一年戦争期の機体と比較すればずっと強いのは間違いないが。
なので、実戦で活用する場合はミサイルランチャー係になることが非常に多い。牽制やEX上げに使う訳だ。
ザク系初の複数攻撃持ちということで、時として換装して本機に戻したり、出番そのものは多くある。
コア・ファイターの様な命中率は全く期待出来ないので、セーブ&ロード前提の運用なのは覚悟しておこう。
敵だとミサイルをスナック感覚で投げまくって来るので、破壊されないまでもとても鬱陶しい相手。
ミサイルの軌跡を逆に辿って優先的に破壊してしまおう。これが飛んで来たということは、
敵からは飛ばした相手は少なくとも視界内ということは忘れない様に。逆襲されるぞ。


名称 ザクIII(Zaku III)  
アイコン
ランク 6
AP 40
必要ポイント 502
回復力 14
移動力 6
探索能力 3
隠蔽能力 11
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 17 14 -- 19
格闘兵器 ビームサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 19 15 18 20
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームライフル(射程2-7・弾数5)
陸海空宇火力 17 13 15 18
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 ビーム砲(射程2-9[直線]・弾数2)
陸海空宇火力 22 17 21 23
上記備考 複数攻撃
ビーム兵器
命中率45%
その他備考 占領可能
要アドバンストパーツザク4
初出 機動戦士ガンダムΖΖ
マニアック度 ★★★★★☆☆☆☆☆
主な搭乗者 ラカン・ダカラン
マシュマー・セロ(改。専用機)
ダントン・ハイレッグ(改。シャア専用機)
本編での活躍 
ネオジオン軍が開発した新型汎用MS。ジオンの象徴とも言えるザクを現代の技術で再設計した機体。
一説には先んじて連邦サイドが開発したハイザックの存在を許せない気持ちから開発という話もあるが、
数年もの雌伏の時に1機もザク系の新型を作ろうとしないアクシズと、その苦しい台所事情こそ悪いというものだ。
量より質に重点が置かれていた現状を鑑み、次期主力MSコンペティションでドーベンウルフに敗北。
少数が量産され、一部エースパイロットや、ザク系MSということで儀礼用に使われる程度に留まった。
本編では英領ダブリンへのコロニー落とし作戦時に、一年戦争からの古参のラカンが搭乗。
より直接的な被害が大きい方が宣伝効果が上がる。という理由でダブリン市中を封鎖。
それでも脱出を試みる一般市民達を虐殺していた。連邦政府は政府で、口減らしになってよいなどと考えており、
救出に向かったのはエゥーゴとカラバのメンバーくらいしかおらず、多大な犠牲を払って市民の救出作戦を敢行する。
本機はコア・ファイターにて救援作業中のジュドーを執拗に狙い、ΖΖへの合体前の撃破を目論んだが、
SFSのドダイ改で身を挺して庇ったハヤトに阻止され、これを返り討ちにし戦死させる。
その後は合体したΖΖの猛反撃を受け撤退するも、思いがけずカラバの組織力の大幅な低下に成功している。
初陣でこの御活躍なので、機体のダーティーなイメージがとても強くなってしまったが、
最近では遠く火星の地でも改良型をよく見かけることとなり、思惑通り旧ジオン信奉者からの受けは良かった。
そして、本機をサイコミュ・システム等で徹底的に強化したザクIII改の方は乗り手にも恵まれ、
圧倒的な戦闘力を発揮して当時のザクファン達を狂喜乱舞させたとか。いつか和解出来た時を夢見、
ワインレッドの特徴的なカラーリングの機体がアクシズの奥深くに眠っていたという救いの無い設定も存在。
本作での活躍
こりゃまた随分と微妙な機体! 感覚としては特殊武器搭載型のジ・オといったところ。
その代わり全ての能力を落として必要EXを上げて更に換装可能時期も遅くしてという・・・まず使わないであろう。
特殊武器のビーム砲は直線攻撃のΖのハイパーメガランチャーと同様のもの。
発射アニメが無いので口ビームか腰ビームかは不明。この命中率の低さだと腰かもしれない。
アドバンストパーツの取得条件は、マップ27「悪夢の始まり」にてボスユニットのノイエ・ジールを、
最後の1体にする前に撃破するという極めて分かり辛いものなので、
収集要素のコンプリートと敵軍基地占領で得られる戦略ポイント、どちらを優先するかよくよく考えてから行おう。
上述の通り、本機に戦術的価値は全く無い。結構好きなMSにこんなことを言うのは心が痛むんですがね。
敵としても対処法もジ・オと全く同じ。たまに特殊武器が飛んで来るので直線状に固めると危険かもしれないが、
ビーム兵器なのでI・フィールドで完封出来る。この威力ならBシールドでも十分に身を守ることは可能。
敵としての登場もジ・オより遅いが、ランクは下がっているので獲得EXも少し下がっている。いいところ無しである。


名称 ドライセン(Dreissen)  
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ランク 6
AP 29
必要ポイント 342
回復力 13
移動力 6
探索能力 3
隠蔽能力 10
移動タイプ 陸・宇
陸海空宇防御 16 -- -- 17
格闘兵器 ビームトマホーク(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 19 13 17 19
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ハンドキャノン(射程4-10・弾数5)
陸海空宇火力 15 11 14 16
上記備考 -
特殊兵器 トライブレード(射程2-4・弾数2)
陸海空宇火力 25 23 24 26
上記備考 命中率70%
その他備考 占領可能
要アドバンストパーツザク3
初出 機動戦士ガンダムΖΖ
マニアック度 ★★★★★☆☆☆☆☆
主な搭乗者 ラカン・ダカラン
オウギュスト・ギダン
バーン・フィクゼス
本編での活躍 
アクシズ改めネオジオン軍が開発した、ドム系の量産MS。
地球への侵攻に備えて、ガルスJなどと併せて開発された機体で、宇宙での使用も可能な汎用機。
既存のアクシズ製のMSとは違い、真っ当に旧ジオン系のデザインをしている為、
ラカンの様なベテランパイロットや、慢性的な人員不足から地球圏帰還後に積極的に登用している
一年戦争時代の残党兵からの受けが大変良かった。勿論ドム系なので高耐久・高機動も維持している。
主力量産機であるガザシリーズに次ぐ登場数を誇り、何度もガンダムチームに対して攻撃を仕掛けるが、
ラカン機とオウギュスト機以外の活躍はあまり見られなかった。ΖΖなどを相手にするには力不足なのは否めない。
言い換えればオウギュスト機の活躍は抜きん出ており、単騎でガンダムチームを半壊に追いやっている。
当初、ハマーンから監視役としてグレミーの下に送られた彼だが、転向後の早過ぎる死をグレミーも惜しんだ。
本作での活躍
充実した格闘兵装から近接戦闘向けといったイメージがあり、スパロボなどでも概ねそうだが、
本作では純粋にドムを強化した機体。つまりホバー移動で相変わらず海には入れず、射撃の射程は超長い。
ハンドキャノン(アレックスの様に腕部に付いている内蔵火器)で最大射程10マス出せるというのは実に珍妙な話だ。
特殊武器は、もしかしたら本機そのものよりも有名かもしれないあのトライブレード。
スパロボではクリティカル補正50%のP武器ということで、凄まじいインパクトを与えてくれたトンデモスリケンだが、
本作では残念ながらそこまで強いという訳でもない。ガンダム系の特殊武器から射程を引いた様な感じ。
これならガンタンク系と組ませるなどの運用を考えていなければギャンのままで十分である。ギャンが強過ぎるとも言う。
敵で出現する場合、その最大射程10は脅威だが、ランクも6とかなり高い為、
EXを貯めたいユニットにしてみればいい餌だ。ドム系らしく3機同時編成が多い為、まとめて撃破するととても美味しい。


名称 リック・ディアス(Rick Dias)  
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ランク 5
AP 27
必要ポイント 260
回復力 14
移動力 7
探索能力 3
隠蔽能力 10
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 15 14 -- 17
格闘兵器 ビームサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 18 13 17 18
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームピストル(射程2-8・弾数5)
陸海空宇火力 16 13 14 17
上記備考 -
特殊兵器 クレイバズーカ(射程4-12・弾数2)
陸海空宇火力 27 25 25 28
上記備考 命中率50%
その他備考 占領可能
要アドバンストパーツザク2
初出 機動戦士Ζガンダム
マニアック度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 クワトロ・バジーナ(専用機)
アムロ・レイ
アポリー・ベイ
本編での活躍 
反地球連邦政府組織、エゥーゴがアナハイム社と共同開発したグリプス戦役初期における新型MS。
ティターンズが急速に台頭していた地球連邦軍はスペースノイドに対する扱いが悪いを通り越して酷く、
中には事件事故をでっち上げてコロニー内に毒ガスを使い万単位で皆殺しにするなど、一部は完全に狂っていた。
それらと対峙する為にも武力の強化が急務となり、エゥーゴと協賛企業であるアナハイムとで、
独自の強力なMSが必要となる。本機の開発にはアナハイム社の旧ジオン系の技術者が多く関わっていて、
ドムと、以前開発して無かったことにされたGP-02の技術をふんだんに取り入れて、非常に頑丈な機体となった。
クワトロ、あるいは他のクワトロを支持する誰かがアクシズから持ち出した新鋼材ガンダリウムγが使われており、
今までの装甲材よりも少量の使用で同レベルの防御力を実現出来た為、大幅な軽量化に成功。
機動性も従来のMSを超えたものになる。名前は当初γガンダムの予定だったが、
ガンダムに対して強いこだわりがあるクワトロがそれを良しとせずこの名前となった。少数がエース向けに量産される。
宇宙最強レベルのパイロットであるクワトロの意向が強く反映された機体コンセプトを実現させただけはあり、
同じく最強レベルのアムロや、言われるがままにガンダムMk-IIを作っていたフランクリンからの評価も極めて高く、
フランクリンは持ち逃げして解析したい衝動にかられ、息子のカミーユを放ってでもアーガマから脱走する程だった。
グリプス戦役後半までは最前線で活躍を続けるが、人材の乏しいエゥーゴには乗りこなせる者が少なく、
アーガマ内に残された本機の行方は不明。派生機もディジェを筆頭に様々生み出されるが、
ΖΖ時代にはクワトロが戦死したと思い込み、あるいは勝ち馬に乗る為に、
ネオジオンに転向するエゥーゴのメンバー(反ティターンズで入った旧ジオン軍兵士は特に)やアナハイム社員も多く、
後継機のシュツルム・ディアスなどは供出先のネオジオンから旧ジオン残党兵に再供出し、戦力とされていた。
本作での活躍
えっ?敵で出てくるの!?という驚きがまず先に出るザク系MS。色味は既にシュツルム・ディアスっぽい。
地上戦の最終決戦で重要拠点の防衛をしているが、これを最初に見たらまず驚く筈だ。
ティターンズがハイザックを緑に塗っていた様に、確かにプレイヤーへの心理的ダメージが大きいのは分かる。
しかし本機を投入するタイミングがあまりに遅い。何故今更ドライセンレベルの性能のものが出て来るのか。
武装と換装ツリーの位置的にはドム系と言えるが、性能としてはジム系寄り。
得物がピストルなので射撃の最大射程が短いが、代わりに最低射程も短く、水にも入れる汎用機扱い。
特殊武器のクレイバズーカは、命中率がジム系のバズーカよりも遥かに低くたったの50%しかない。
威力は中々だが、これをこちらが実戦で使うのはちょっと躊躇われるだろう。敵としてはとても倒し易い相手。
なので、管理人はいいものを使い続けることを強く勧める。困ったことに向こうは宇宙でもまだ戦える強さはある。
しかし・・・本機はクワトロは勿論アムロやMk-IIを開発したフランクリンなど、
錚々たる面子に太鼓判を押される程優秀な機体なのに何でお前はいつもーっ!ゲーム化の際は弱っちいんだろうか。


名称 ジ・オ(The-O)  
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ランク 7
AP 42
必要ポイント 429
回復力 18
移動力 6
探索能力 3
隠蔽能力 7
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 17 16 -- 18
格闘兵器 ビームソード(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 22 19 20 23
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームライフル(射程2-7・弾数8)
陸海空宇火力 19 14 18 20
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
その他備考 占領可能
要アドバンストパーツザク5
初出 機動戦士Ζガンダム
マニアック度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 パプテマス・シロッコ
本編での活躍 
“天才”、パプテマス・シロッコが設計・開発したジュピトリス産の重MS。またの名を宇宙の小錦。
大戦中に可変機・偵察機・重火力と様々なタイプのMSを試作し、彼なりに行き着いた答えが、
実体弾は自機の装甲で受け流し、未知の攻撃や強力なビーム兵器は運動性で回避し、
堅実な武装で敵を撃破する機体の開発という、奇しくもエゥーゴのリック・ディアスとほぼ全く同じものだった。
勿論、量産もされていたそちらとは違い、規格外の出力と推力を誇る本機の操縦難度は
非常に高いことが予想されるが、そこは自分専用機(操縦技術も天才)だから何の問題にもならなかった。
バイオセンサーも搭載しており、彼の極めて高いNT適正により機体の反応速度は当時最高クラス。
本編ではグリプス戦役後半の戦いにおいてアクシズ軍のキュベレイと戦闘に入るも、
NT専用機として完璧な性能を、そして次作でラスボスを張れる程強かった機体と互角以上に戦い、
先方が展開したファンネルをライフルで撃ち落とすなど、一年戦争時のアムロレベルの離れ業もやってのけた。
自身が指揮していたティターンズ艦隊が自分達の建造したコロニーレーザーで蒸し焼きになってしまい、
直後、妙に恨まれているカミーユのΖガンダムが攻撃を仕掛けられ最後の戦いを行う。
Ζを終始圧倒するも、戦いの最中にΖが謎のサイコパワーを展開し、ジ・オが何故か動かんくなる。
そこを変形したΖの突撃をモロに食らい破壊されるも、シロッコもまたサイコパワーを展開し、
今わの際にカミーユの精神も一緒に持って行って破壊した。相手がインチキを使わなければ勝てたのに・・・。
もし、アクシズ系のNT技術を取り入れる時間があった場合、タイタニアが生まれていただろうとか、
戦後、本機の設計図や開発者がネオジオンに吸収され量産されたなど、後継機については諸説ある。
本作での活躍
当時のゲームは、シンプルな武装で戦う質実剛健な機体というものは表現が難しく、
あまり強かった試しが無かったのだが、本機も残念ながら優秀とは言い難い。
長いことギャンで頑張っている中やっと登場した換装先の一つだが・・・まだギャンのままでいいかもしれない。
武装のビームソードとライフルは確かに高い攻撃力を持ってはいるが、
それはザク系と比較した場合の話で、他の兵種はもうガンダム系以外は最強ユニットに換装可能な状態。
そんな中、特殊武器も無い本機を使うというのは中々厳しいことである。隠し腕などは未実装。
一応、APだけはかなりあるので、見た目は全然違うけれど頑丈なゲルググといった感じだ。
これからの宇宙戦で使うにはかなり難しいレベルが、だからと言ってザク系を切り捨てては絶対いけない。
換装先さえ増えれば(今より敵がもっと強いのを投入してくれれば)ザク系の評価はひっくり返ることは保証する。
敵としては本当にネクストゲルググで、高いAPを何度も削るというのは結構苦労する。
が、そこまでの相手だ。こちらがビーム対策と索敵をしっかり行っていれば接近される前に撃ち落とせるだろう。


名称 ヤクト・ドーガ(Jagd Doga)  
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ランク 8
AP 37
必要ポイント 574
回復力 12
移動力 7
探索能力 3
隠蔽能力 13
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 18 15 -- 19
格闘兵器 ビームサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 23 20 22 24
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームアサルトライフル(射程2-7・弾数6)
陸海空宇火力 21 16 20 21
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 ファンネル(射程2-9+2x2・弾数2)
陸海空宇火力 22 20 23 23
上記備考 複数攻撃
ビーム(サイコミュ)兵器
命中率59%
その他備考 占領可能
要アドバンストパーツザク6
初出 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
マニアック度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 ギュネイ・ガス(専用機)
クェス・パラヤ(専用機)
ゼクスト・アーデ
本編での活躍 
新生ネオジオン軍が旧ネオジオン軍のNT研究者達をそのまま受け入れ、開発された機体。
ベースはギラ・ドーガだが、装甲材やジェネレーターを高性能なものに変更。
本機にファンネルを搭載する為に小型化したサイコミュ増幅器の存在は必須となり、
問題の解決用に開発されたのがサイコフレームである。勿論後継機のサザビーにも搭載された。
新生ネオジオンにはNT研究所という組織があり、そこの強化人間、ギュネイがメインパイロットを務めている。
ギュネイは惚れたクェスのことになるとムキになることと、上昇志向が強い以外は普通の少年で、
他人に軽口も叩ける程気さくな性格もしており、育成技術も高いレベルに達していたことが窺えた。
もう1機はシャアに惹かれて付いてきた一般人のクェスに供与するが、天然もののNTとは恐ろしいもので、
クェス機は初陣にて知らずに父親の乗っていた旗艦のクラップ級のブリッジを潰すなどいきなりの活躍。
より活躍を期待され、本機よりも更に高性能なα・アジールを託され、クェス機は乗り手も無く倉庫送りに。
アクシズ攻防戦の第一陣でギュネイ機はアムロ不在のロンドベルMS隊を圧倒し、
対アクシズ用の核ミサイル(何発もデコイ用に通常のミサイルを混ぜた上の)を感知して全発撃墜し、
作戦成功に多大な寄与をしている。リ・ガズィをバラバラにした上で鹵獲し、パイロットのケーラを人質とするが、
その交渉時に勘違いから結局ケーラを殺害するに至り、νガンダムのアムロから激しい怒りを買う。
第二陣においてはα・アジールとの二正面作戦でνガンダムを迎え撃つも、
その目の良さが命取りとなり、ライフルでさくっと撃たれ撃破されてしまう。
戦後、機体だけは生き残ったクェス機はそのまま袖付きが運用していた様だが、
末路については諸説ある。UCは原作小説・アニメ・コミカライズ、どれも内容に同じものが無く、
それが逆に物語に深みを与えてもいる。色々手を出してみると面白いかもしれない。
本作での活躍
本作ではギュネイ専用機のみ。鹵獲機はクェス機とかはさすがに無い。
他のページでも散々言っているが、本作のファンネルはビーム兵器扱いなので、
I・フィールドで簡単に完封出来るという欠点が存在し、自軍で使うには扱い辛く、敵だと対処が楽。
ストロングガンダムなどで密集陣形を採って、先に撃たせて接近もさせて、
その後に全軍で攻撃すれば簡単に撃破出来るだろう。ザクIIIよりも多少打たれ弱いくらいのAP。
ランクはジ・オよりも更に上がっているのでこちらの小隊攻撃で一気にEXを獲得するにはいいだろう。
こちらの換装タイミングは非常に遅く、サザビーと同時期というのも災いし、
今更換装可能になってもまぁサザビーで決まりだろう。それすらギラ・ドーガと競合するというのに。



名称 サザビー(Sazabi)  
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ランク 9
AP 39
必要ポイント 629
回復力 12
移動力 8
探索能力 3
隠蔽能力 11
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 19 17 -- 20
格闘兵器 ビームトマホーク(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 24 21 25 25
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームショットライフル(射程2-8・弾数4)
陸海空宇火力 22 18 21 24
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 ファンネル(射程2-10+3x3・弾数3)
陸海空宇火力 24 22 23 25
上記備考 複数攻撃
ビーム(サイコミュ)兵器
命中率65%
その他備考 占領可能
要アドバンストパーツザク6
初出 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
マニアック度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 シャア・アズナブル
アゴス・ラガート(バルギル)
ユッタ・カーシム(ムーンガンダム)
本編での活躍 
新生ネオジオン軍が、総帥たるシャア専用機として開発した超高性能MS。
同組織は総帥の持つ出自・政治力・カリスマ、そして宇宙最強レベルのMSパイロットとしての実力から、
スペースノイド達から熱狂的な支持を受けており、士気も非常に旺盛だった。
しかし兵員が不足していた為、その総帥が率先して前に出て戦う(本人も戦いたがる)必要も多々あった。
そんな総帥の力を100%引き出せる機体の開発は急務で、当初はヤクト・ドーガの予定であったが、
シャアが乗るには役が足りず、機体を大型化して出力・推力共に大幅に向上させた本機が開発された。
こういった機体はまともな操縦技術では扱いきれないものだが、上述のジ・オに乗ったシロッコ同様、
シャアも天才には違いないので全く問題にならなかった。塗装は勿論赤系統で固めてある。
宿願だったアムロとの決着を対等な条件で付けた上でアクシズ落としを成功させて、
人類を新たなステップに進ませ、同時に大量殺戮者の汚名を背負うという彼の使命感は並々ならぬものがあり、
実際のアムロの駆るνガンダムとの戦いにおいては双方死闘を繰り広げた。
得物が使えなくなってからは殴り合いを行い、その殴り合いで本機の脱出ポッドが起動。勝敗が決する。
その後はいわゆるアクシズ・ショックに巻き込まれる形でアムロと一緒に戦死したと言われている。
実はプロトタイプが紆余曲折を経て、試作サイコフレームを搭載したサイコガンダムヘッドとニコイチして、
新たなガンダムタイプMSとして生まれ変わるのだが、それはまた、別の話・・・というかCCAの前日譚ですね。
本作での活躍
本作ではやはりヤクト・ドーガの性能を一回り強化した感じの機体に仕上がっている。
その上で移動力とライフルの射程が伸びており、使い易さは一見増しているが、
射撃武器のビームショットライフルの弾数がたったの4しかないことには注意だ。妙に少ない。
これは敵だと弾切れを早く狙えるという点ではプラスにも働いてはいる。
特殊武器のファンネルは射程は勿論のこと、命中率も微増して信頼度が増している。
同時期に換装可能なヤクト・ドーガに僅かなEXを増やすだけでこちらになるのだから向こうを使う理由は全く無い。
SD・リアルを問わず大人気の本機だが、BシールドやI・フィールド持ちと戦うにはかなり辛く、
いざ戦闘が始まっても持て余す可能性は高い。まぁこれはガンダム系も同じ様な悩みを抱える訳だが。
しかし、この世代のMSが好きで本機のデザインが嫌いという人はあまりいないだろうし、
本作がいくら難しいと言っても多少はロマンを求めるくらいの余裕は後半戦では作ろうと思えば作れる。
CV・ザンスカール製の相手は他に任せて、それ以外の相手をさせるというのなら十分活躍するだろう。
効率を重視するなら間違いなくギラ・ドーガの量産をした方がいいとは言っておく。あの子強過ぎ。


名称 ギラ・ドーガ強行偵察型
(Recon Type Geara Doga)
  
アイコン
ランク 6
AP 32
必要ポイント 683
回復力 16
移動力 7
探索能力 7
隠蔽能力 18
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 17 15 -- 18
格闘兵器 ビームアックス(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 20 16 18 21
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームマシンガン(射程2-7・弾数8)
陸海空宇火力 19 16 17 20
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 シュツルムファウスト(射程2-9・弾数4)
陸海空宇火力 29 28 29 30
上記備考 命中率58%
その他備考 索敵機
占領可能
要アドバンストパーツザク7
初出 本作
マニアック度 ★★★★★★★★★★
主な搭乗者 -
本編での活躍 
-
本作での活躍
このページでは唯一の本作オリジナル。CCA時代の量産機、ギラ・ドーガの偵察タイプ。
そして、やっとやっとやっとギャンに代わるものとしてまともに使える機体。
というかまともを通り越して全ユニット中トップクラスに活躍する。何故なら・・・
本機は索敵機だが戦闘にも参加出来る。APこそ低いが、攻撃力だけならジ・オ相当はある。
特殊武器のシュツルムファウストは、当たると大ダメージの携行ロケット弾で、
十分な視界を確保して警戒行動を行う必要が無い時にばんばん投げまくると良い。4発も撃てる。
欠点を挙げるならやはりアドバンストパーツの入手が遅過ぎることと、必要EXが沢山必要なこと。
後半戦は特殊武器で小隊3スタックをまとめて葬ると物凄いEXを獲得出来るので、
ギャンのハイドボンブをどうにか当てて本機に換装出来る683まで到達したらギャンは順次倉庫送りにして、
本機に換装可能になったら倉庫の物を全て換装させ、主力部隊として運用しよう。当然3スタックで。
V・サーチと同じ索敵範囲を持つユニットが戦闘も出来るというのはそれだけで強い。世界が変わるぞ。
最終盤にもっと強力な機体が控えているが、本機が揃えればゲームクリアはほぼ達成の様なものだ。
性能の話ばかりしているが、長時間の任務に対応出来る様、
背面にプロペラントタンク(スラスターの様な巨大ボンベ)が増設してあったりと、設計上見るべき点も多い。
後年のMS IGLOOではこれを拾ったのか偶然設定が被っただけなのか、それは神のみぞ知るところか・・・。


名称 ビギナ・ギナ(Vigna Ghina)  
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ランク 10
AP 38
必要ポイント 744
回復力 16
移動力 8
探索能力 3
隠蔽能力 12
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 19 18 -- 21
格闘兵器 ビームサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 25 21 24 26
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームライフル(射程2-9・弾数6)
陸海空宇火力 23 20 22 25
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 ビームランチャー(射程2-10[直線]・弾数3)
陸海空宇火力 25 22 23 26
上記備考 複数攻撃
ビーム兵器
命中率60%
その他備考 占領可能
ビームシールド装備
要アドバンストパーツザク8
初出 機動戦士ガンダムF91
マニアック度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 ベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)
アンナマリー・ブルージュ
本編での活躍 
クロスボーンバンガード軍が高級士官用に開発した非常に高性能なMS。性能はF91に匹敵する。
女性的なフォルムをしており、ロナ家の面々は当初からベラ(セシリー)を迎え入れた際に搭乗させる気だった模様。
組織のアイドルとして宣伝効果を狙っており、その為に黒の部隊のザビーネをベラ係とし、
他のMSはを使って最低限の訓練を行っていた。これは将来的に本機を用いて儀礼的な用途に使う為であったが、
セシリーはNTの素質があり、MSへの搭乗経験などほぼ全く無いにも関わらず本機を見事に乗りこなしてしまった。
彼女は普通の女の子の暮らしをしており、ただパンを焼くのが上手い物凄い美人のJKに過ぎないのにだ。
これを見たザビーネは、自らの貴族主義への信奉をより深め、その正当性を確信し、
何としてもセシリーをコスモ貴族国家の頂点に立たせようと、以後少しずつ高潔な人柄がこじれてしまうのだった。
その後の訓練中にF91と遭遇・戦闘に入るが、その際にパイロットが少し仲良くなったシーブックだと分かり、
今の実家のやり方にも疑問を抱いていた彼女は投降。スペースアーク隊の貴重な戦力として歓迎され、
コロニー内のバグによる大虐殺を、コントロールユニットであるザムス・ガルの艦首を撃破することで止めるなど活躍した。
それに怒った実父の鉄仮面が、ラフレシアの圧倒的な火力を以て本機を大破させ、中身を宇宙空間に放り出した。
本機の武装は他のMSと変わらず、ビームランチャーに至っては連邦軍製のものを借りて使っているくらいだが、
最大の武器はフィン・ノズルという背中の羽の様な推進器で、これは既存のCV軍の一部で採用されていた、
シェルフ・ノズルという推進器の最新型。凄まじい機動力を発揮して、対MS戦で圧倒的に優位に立ち回れる。
対ラフレシア戦においてはさすがに相手が悪かったが、その機動力からの攻撃で一矢報いている。
ちなみに、令和になって本機のテストパイロットは、ザビーネの副官兼元恋人、アンナマリーだったことが判明。
あくまでテストパイロットだが、上層部が彼女に懸けていた期待はザビーネ同様かなり大きかったことが窺える。
本作での活躍
遂に登場してしまった、敵軍サイド初のBシールド持ちユニット。撃っても撃っても0ダメージに軽減されて、
ビーム兵器が実際に敵にダメージを与える確率としては特殊武器と同じくらいになって全く当てにならなくなる。
まだ本機が出て来るマップではCCA世代のMSの方が多いので何とかなるが、
次のマップから最終マップまでの3連戦ではもっとその数が増えて、はっきり言ってビームの時代は終わる。
特にガンダム系とジム系は割を食うので、ガンダム系はストロングガンダムを目指して格闘キャラにする、
ジム系はV・サーチにするなど、役割を見直す良い機会と言える。代わりにスピリットタンクを増やすなども有効だ。
Bシールドの話しかしていないが本機のステータスはせいぜいF91と同程度なので、
弱くは無いが悲鳴を上げる程強い訳では無い。Vキャノンやスピリットタンクである程度APを削って、
トドメを適当な格闘攻撃で行えばBシールドは突破出来る。無論、ビーム兵器以外の特殊武器に賭けるのもいいだろう。
逆に向こうはビーム兵器が多いので、I・フィールド持ちを前に立たせればそれだけで無効化出来る。
自分で使うにはどうにも微妙だ。F91レベルなんてそこら中にいますよ。色も正規カラーの方こそ使わせて下さいよとも思う。


名称 トムリアット(Tomliat)  
アイコン
ランク 11
AP 36
必要ポイント 881
回復力 14
移動力 8
探索能力 3
隠蔽能力 11
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 21 19 -- 22
格闘兵器 ビームトマホーク(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 31 22 27 30
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームライフル(射程2-8・弾数5)
陸海空宇火力 25 20 23 26
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 4連マルチミサイルポッド(射程2-6[全]・弾数2)
陸海空宇火力 26 24 27 27
上記備考 複数攻撃
命中率58%
その他備考 占領可能
変形可能
ビームシールド装備
要アドバンストパーツザク9
初出 機動戦士Vガンダム
マニアック度 ★★★★★☆☆☆☆☆
主な搭乗者 アルベオ・ピピニーデン
ルぺ・シノ
クロノクル・アシャー
本編での活躍 
ザンスカール帝国製の、既に実戦で使われていた陸戦MS、ゾロ(本作未登場)の強化改良タイプ。
ゾロはビームシールドを高速回転させることで浮力を生み、単騎で飛行可能な画期的な機体だった。
ヘリコプター形態(盾部分をプロペラにする)に変形し爆撃に特化することで帝国軍初期の地球侵攻時に活躍した。
相手がやる気の無い連邦軍や非武装の民間人の虐殺であったから上手くいっていたのだが、
リガ・ミリティアとの戦いが本格化しMS戦が増えると、機能を付け過ぎて完成度に劣るゾロは苦戦が目立った。
本機は製造と武装にゾロのパーツを流用出来、地球上でも宇宙空間でも特に調整の必要無く運用出来る為、
帝国軍の戦力アップに一役買った。脱出機能も強化されており、ルぺ機は本機で三度撃墜されて三度生還している。
初陣では宇宙から降り立った直後のピピニーデン大隊がガッダール隊(バイク)の援護にすぐさま参戦するも、
乗り手達が地上の戦いには不慣れだった為、Vガンダムに翻弄されて初陣においては数で勝るも全く活躍出来ずに終わる。
機体が慣れて来たその後の一連の戦いではシュラク隊の2名を相討ちという形だが戦死させるなど活躍した。
クロノクル機は地上からの打ち上げ直後の宇宙で居合わせた連邦軍小艦隊の旗艦を撃破するなど、
汎用性については特に強調されている機体。後半、地球に向かうアドラステアの艦載機として月面で戦闘も行っている。
ゲドラフに代表されるタイヤMSの台頭の中、地上での運用経験が評価されての登用だったことが窺える。
本作での活躍
本編では活躍よりも撃破されるシーンの方が目立った機体だが、本作ではアホみたいに強い。
こんな連中を圧倒してたリガ・ミリティアの人達凄過ぎると思う。ゾロの時点で決して弱くはなかったのに・・・。
格闘武器のビームトマホークはドライセンの2倍近くはあり、頭の中身が全部飛び出しそうな威力に。
ビームライフルも非常に高威力で量産型のそれではない。Bシールド持ち以外には積極的に使おう。
特殊武器の4連マルチミサイルポッドは、本編では牽制程度の運用だったが本作では大火力。
Bシールド持ちに対しては逆にこちらを使えば有効打を与えられるだろう。これ本当に序盤の量産機?
ザンスカール系のMSは昆虫系や爬虫類系の外観をしているので苦手な人もいるかもしれないが、
実力主義の部隊を目指すなら絶対に使おう。この顔も慣れればカッコ良く見えてくるものさ。
それに・・・↑にも書いているが、本機は画期的な可変MSとしても有名なのだ。説明は↓に。


名称 トムリアットMA(Tomliat MA)  
アイコン
ランク 11
AP 36
必要ポイント 881
回復力 14
移動力 11
探索能力 5
隠蔽能力 16
移動タイプ 空・宇
陸海空宇防御 -- -- 19 21
格闘兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
射撃兵器 ガトリングガン(射程2-7・弾数5)
陸海空宇火力 26 21 24 26
上記備考 -
特殊兵器 2連マルチポッド(射程2-6[全]・弾数2)
陸海空宇火力 24 22 29 24
上記備考 複数攻撃
命中率48%
その他備考 占領可能
変形可能
ビームシールド装備
要アドバンストパーツザク9
初出 機動戦士Vガンダム
マニアック度 ★★★★★★☆☆☆☆
主な搭乗者 同上
本編での活躍 
トムリアットの飛行形態。見た目こそゾロとあまり変わらないが、あらゆる能力がゾロ比で向上している。
本機は変形機構の見直しにより、Vガンダムの様なパーツ同士の合体で変形していたゾロとは異なり、
作戦行動中に任意に変形を行うことが出来る様になり(グリプス戦争期の可変機と同様になり)、
より柔軟な任務を可能とした。Vガンダム程飛行能力に優れていないゾロにとってあの変形機構は弱点だった。
この形態ではメイン武装がガトリング砲となるが、これは運用面の信用性の高さと、
国際条約を順守して戦争をしていますという諸々の勢力や民間人への宣伝を兼ねていると言われている。
(この頃は地球上でもビーム兵器の使用が問題視されている)本音では一瞬で人や周囲を溶かすビーム兵器よりも、
こちらの武装の方が人を殺した感触をより深く楽しめるからという腐りきった理由も存在していたそうな。
本編でも、序盤のゾロのパイロット達が戦場の狂気に当てられてそういった趣味に走ったシーンは無数に存在する。
逆に、ラゲーン基地の副指令ゲトルは日頃部下や同僚に嫌味を言うことが多い人間だったが、
ゾロと本機の混合編成でリガ・ミリティアを追撃中にコックピット内のウッソと病気のシャクティをたまたま見てしまう。
その際に俺の息子だってまだ16だと強いショックを受け、部下達にも撃破ではなく無力化を指示し、
矛先が鈍ったことが部隊の敗因に繋がってしまった。戦いとは本当に無情なものである。
本作での活躍
敵軍は使わないので自軍専用。国際条約を順守した作中最強威力の実体弾、ガトリングガンを装備。
Bシールドなど知ったことか。本機の3スタックを3小隊も用意すればどんなMSでも瞬殺出来る強さ。
流石はピピニーデン・サーカスといったところか。名前はピエロっぽくて可愛いのに全然可愛くない威力をしている。
しかもBシールドを羽根にして浮遊しているのに本形態でも何故かBシールドは働いている。何でこんなに強いんだこいつ。
3スタックではなく、僚機をスピリットファイター2機にしても、特殊武器があるので問題なく戦える。
こちらはMS形態よりも多少威力は落ちているが、この機動性を考えればそこまで大きな代償でもない。
最終マップでしか使えないが、その最終マップは月面で、クレーターに待機している敵戦艦がいたら本機で囲んでしまえば、
発艦も叶わず一方的に撃破出来る。これが本当にギルガメッシュまでの間冷や飯を食っていたザク系のMSというのか。
月面でガトリングをぶっ放すヘリコプターが本作最強の航空機ってのもなんか斬新っちゃ斬新だが、
後述のゾロ改も欲しいので、数についてはバランスも考える必要はある。あっちはあっちでトチ狂っていますからね。


名称 リグ・コンティオ(Rig-Contio)  
アイコン
ランク 12
AP 40
必要ポイント 927
回復力 17
移動力 8
探索能力 3
隠蔽能力 8
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 22 20 -- 23
格闘兵器 ビームサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 32 25 30 31
上記備考 格闘武器
射撃兵器 胸部ビーム砲(射程2-10・弾数6)
陸海空宇火力 27 20 25 28
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 ヴァリアブル・メガ・ビーム・ランチャー
(射程2-9[直線]・弾数3)
陸海空宇火力 27 26 28 29
上記備考 複数攻撃
ビーム兵器
命中率58%
その他備考 占領可能
ビームシールド装備
要アドバンストパーツザク10
初出 機動戦士Vガンダム
マニアック度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
主な搭乗者 クロノクル・アシャー
本編での活躍 
ザンスカール帝国のエースパイロット向けに生産されたMS、コンティオの強化改良タイプ。
右肩にヴァリアブル・メガ・ビーム・ランチャーという、F91のヴェスバーを大出力化したものを装備し、
コンティオのカニバサミの様な形状のショットクローも健在。極めて高い火力を誇る。
元々コンティオは操縦がとても難しい機体だったが、パイロットのクロノクルにはNTの才能があり、
より複雑な本機を難無く乗りこなしている。エンジェル・ハィロゥ攻防戦に投入が間に合った本機で出撃し、
地球上空からAHに向かうリガ・ミリティアと連邦軍連合艦隊を迎え撃つ。
総旗艦であるラー・カイラム級のジャンヌ・ダルクが特攻作戦を行うことを見抜き、
すぐさま攻撃を仕掛けブリッジを潰し、モトラッド艦隊の崩壊を防いだ。
その後はリーンホースJr.に接近し、トドメを刺そうとしたところにカテジナから心の声で呼ばれ離脱。
これに応じウッソとの最終決戦に赴くが、この詰めの甘さが後に重大な結果を招いた。
顔合わせの段階で虎の子のランチャーを破壊されるもV2のライフルとシールドを相討ちで持って行き、
地球の地表にフィールドを移し決闘開始。ランチャーが使用不可となっても本機は内蔵武器が充実しており、
戦いを見守ると言いつつ射撃で援護を行うカテジナのアシストもあり、V2を撃破寸前まで追いつめたが、
オデロ機のガンブラスターの助太刀が入り勝機を逃す。その後に立て直したV2の光の翼でバランスを崩し、
直後のサーベルで両断、撃破される。この時点で帝国軍首脳・モトラッド艦隊・ズガン艦隊は全滅しており、
戦争の雌雄は完全に決した。後はラスボスであるカテジナさんのゴトラタンを残すのみとなる。
本作での活躍
スペック上はザク系最強の機体だが、あまり使われないとも思われる機体。
何故なら、本機のアドバンストパーツの入手場所が最終マップなので、ほんの少ししか使えないことと、
直前にアドバンストパーツを入手して換装可能なトムリアットとゾロ改が意味不明な強さをしている為、
本機を採用する理由は殆ど無いからだ。何でこれより向こうの方が強いんだろう・・・?
詳細な理由はそちらを参照して頂くとして、使うなら愛も必要ということになるだろう。
性能の話に移ると、本当にこのゲーム設定が細かいなと感心するのだが、
基本殆どのMSが地上よりも宇宙の方が威力が高く設定されている中、
本機のサーベルは地上戦の方が強く設定されている。これは最終決戦が地球上で行った為と推測される。
残念ながら地球上で戦うことも使うことも出来ないので意味は無いのだが、
こういう凝った設定は見ていて楽しいものだ。射撃の胸部ビーム砲は射程も加味するならV3にも勝る。
特殊武器のV.M.B.Rもビギナ・ギナの方が射程が長く、凄く強いとかは全く無い。やはり微妙な機体か・・・。
敵の際は大量に配備されているから脅威なのは間違いないが、
こちらでは件の2機を使って、機体をズタズタにしてくれた方がより確実な勝利を呼ぶのは疑いない。


名称 ゾロ改(Zolo Mazis Type)  
アイコン
ランク 11
AP 38
必要ポイント 786
回復力 15
移動力 8
探索能力 7
隠蔽能力 15
移動タイプ 陸・水・宇
陸海空宇防御 22 21 -- 23
格闘兵器 ビームサーベル(射程1・弾数∞)
陸海空宇火力 27 25 26 28
上記備考 格闘武器
射撃兵器 ビームライフル(射程2-11・弾数7)
陸海空宇火力 24 20 21 25
上記備考 ビーム兵器
特殊兵器 -
陸海空宇火力 -- -- -- --
上記備考 -
その他備考 索敵機
占領可能
ビームシールド装備
要アドバンストパーツザク9
初出 機動戦士Vガンダム
マニアック度 ★★★★★★★☆☆☆
主な搭乗者 マチス・ワーカー
ウッソ・エヴィン
本編での活躍 
英語表記を見ても分かるが、本機はトムリアットの前身である、ゾロのマチス・ワーカー専用機。
本機はゾロをラゲーン基地の有り合わせのパーツで補修・改良を加えたもので、正規ラインのものではなく、
こんなページを熱心に見ている諸兄に一言で説明するならガンダムEz8のザンスカール版でしかない。
索敵能力が強化されているが、この様な機体でモトラッド艦隊とやり合ったウッソ達と戦うのは無謀とも言えた。
そもそも停戦期間中で攻撃しちゃダメなんだが、序盤に死闘を繰り広げたラゲーン基地所属の兵達には、
白い奴の部隊は何としても倒さなければという一種の使命感があり、マチスもそうした一人だった。
本機と数機のゾロで降伏する直前のラゲーン基地から出撃し、静養の為カサレリアで休暇を取っていた
ホワイトアーク隊に攻撃を仕掛ける。牽制のライフルすら避けられず容易く撃墜される様を見て
相手が弱過ぎる(極力人を殺したくない)と戦うことを躊躇っているウッソの隙を突いて、
基地で余っていたゾロの下半身を地表から乱射して体当たりさせるボトムアタックの猛攻を加える。
(この強力な戦術をゾロで初めて行ったのもVガンダムで行ったのもウッソが初。参考にしたと思われる)
思いがけない苦戦を強いられるも、V2の光の翼でそれらと残存のゾロを機能停止させ、
V2に対し特攻を加えた本機はギリギリの所で回避され、逆にサーベルを突き立てられ撃破される。
この時点では息があったマチスをウッソはコックピットから引きずり出して救助を試みるが、
戦争に勝利して家族に自然豊かな良い土地で平和な暮らしをさせたい旨を朧げに語りつつ絶命する。
この際遺体と飾ってあった家族写真も回収した為、遺族の特定とお墓を案内出来たのは不幸中の幸いではあった。
本作での活躍
SDガンダムウォーズ最強の機体の一つ。意味が分からないかもしれないけど本当に本当。
本編では撃破後にお墓参りの件もあり、涙無しには語れない機体なのだが、
まさか本機が最終決戦の場に躍り出るとは誰が想像し得たであろうか。途方もない強さに。
ゾロの専用機に過ぎない本機が何故か宇宙でも使用可能になっている上、
申し訳程度に設定されていた索敵強化型という話が活き、ギラ・ドーガを大幅に上回る戦闘力を獲得している。
索敵能力以外の機体スペックもリグ・コンティオに迫る勢いで、というか一部で勝る。どんな改造したんだ。
武装はシンプルで特殊武器も変形機能も無いが、Bシールド装備で数値以上にタフで火力もバカ高。
何気にライフルは狙撃仕様か何かで、射程が11もある。索敵機能以外も何もかもが強過ぎる・・・。
終盤戦のスペースサイド軍主力量産機として最後までこちらを悩ませてくれるだろう。
こちらでも最終マップでやっと使用可能となるので、即3機小隊を組織し、最後の戦いを明るく照らして貰おう。
向こう100年、本機が最強MSになるゲーム作品など、本作以外には現れることなど無いだろう。決して。

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