ユニット解説(FCW)

概要
全ユニットの能力を解説。分かり易い様に、武装の一部は名前を変えた。
解説云々よりも、別ページのダメージ一覧表の方が役に立つかも。
最大の特徴は主砲と副砲を共用していること。弾切れが本当にあっという間なので補給が大切だ。


名前 歩兵
In English Infantry
生産コスト 1000G
移動力 3
移動タイプ 歩兵
燃料 99
射程距離 1
武装 マシンガン(9)
武装補給価格 1G
備考 占領(基地含)可能
平地待機時、合計20%の防御修正
森待機時、合計30%の防御修正

歩兵部隊。最安価で最弱な部隊。
但し、拠点占領が可能なので大量に生産し、被害を受けないよう気を付けて行動を。
・・・というのが従来の運用だが、別に力が弱いだけで守りは異常に硬い。
今作の都市や山の地形効果が高いというのもあるが、
歩兵部隊のみ、平地と森には謎の防御修正ボーナスがあり、ちっとも数が減らせない。
当たり前のように二撃耐えるので、補充もしっかりと行えていればまずやられない。
48体制限が近づいて来たら攻勢に、というか敵の無駄弾消費に使い、
後続の安全を確保していくといいだろう。但し、意外と反撃は出来るが装甲輸送車の攻撃にだけは注意。


名前 戦闘工兵
In English Mechanized Infantry
生産コスト 2000G
移動力 2
移動タイプ 歩兵
燃料 70
射程距離 1
武装 対地・対空ミサイル(3)
武装補給価格 3G
備考 占領(基地除く)可能
平地待機時、合計20%の防御修正
森待機時、合計30%の防御修正

歩兵部隊。先に挙げた歩兵にデタラメな火力を付与したもの。
歩兵の一種には違いないので、平地と森に待機時はやはり防御修正ボーナスがある。
シリーズ伝統として、防御力は歩兵以上に高く、
自軍都市上ならほぼ全ての直接攻撃部隊に殴り勝つ程の強さだ。たった2000Gのくせに。
弱点としては足の遅さ。移動力という形で歩兵よりも少ないのもあるが、
足の早い戦車Aと装甲輸送車からは歩兵以上にダメージを受けるという設定がある。
但し、反撃で相手にも無視出来ない打撃を与えているので天敵という程でもない。
逆に数体で袋叩きにして破壊していることの方が遥かに多いだろう。
勿論占領も可能で本当に隙という隙がない・・・何でこんなに強くしちゃったんだろうね。


名前 戦車A
In English Tank-A
生産コスト 16000G
移動力 6
移動タイプ 戦車
燃料 70
射程距離 1
武装 戦車砲・機銃(5)
武装補給価格 5G
備考 特に無し

戦車部隊。高火力の武装と十分なフットワークを併せ持った戦場の花型兵器。
渡河も可能で、その移動力で自走砲Aのアウトレンジから一気に攻撃も出来るので、
地上戦メインのマップでは自走砲A共々お世話になるだろう。
自走砲からの攻撃では相当弱いが、相手にとっても戦車Aは天敵なので問題ない。
なので爆撃機と戦艦にだけ気を付けたい。歩兵部隊で連中の弾を絞り取って守るのが安上がり。


名前 戦車B
In English Tank-B
生産コスト 6000G
移動力 5
移動タイプ 戦車
燃料 50
射程距離 1
武装 戦車砲・機銃(6)
武装補給価格 4G
備考 特に無し

戦車部隊。A型と違い、非常に扱い辛い戦車。
GBWsと同じで、装甲輸送車(装甲車)にだけ異常に高い火力で、他の相手には並程度。
敵軍都市上なら歩兵部隊にも負けるので、歩兵退治に使うのもやや厳しい。
相手が早々に装甲輸送車を作り、且つ、余裕があれば作るべきではあるが、
そこまでしなくともこちらの装甲輸送車で殴れば十分に止められるし、
ほぼ同じコストなら装甲輸送車(あるいは輸送ヘリ)と戦闘工兵を1セット用意した方が、
ダメージといい数の優位もあり、基本的に必須という存在では決して無い。
それでもGBWsと比べれば全然使えるが・・・基本的に破壊することの方が多いユニット。


名前 装甲輸送車
In English Armored Personnel Carrier
生産コスト 4200G
移動力 6
移動タイプ 戦車
燃料 70
射程距離 1
武装 機関砲(4)
武装補給価格 3G
備考 歩兵部隊搭載(1)可能

戦車兼輸送部隊。非常に使いどころの多い万能選手。
今作の強力な歩兵達を輸送出来るだけでもありがたいのに、
こいつ自身の機銃攻撃が、歩兵に対する数少ない有効打でもあるのだ。
一緒に歩兵・戦闘工兵をどんどん運んで拠点を奪いまくっていこう。
しかしながら、弾数は4発しかないので、反撃が出来なくなる程無駄撃ちしてはいけない。
4200Gという中途半端な生産コストで、800G余るのが嫌で使わない諸兄も多いだろうが、
好き嫌いは良くない、補給の問題で輸送ヘリが戦闘に使い辛いというのもあって、本当に活躍出来るユニットだ。
ちなみに、摩耗している状態でHP10の歩兵部隊を搭載してもHPは減らない。
搭載ユニットのHPが搭載元と一緒のHPに書き換わるのは、そのユニットが戦闘状態に入った場合のみで、
戦闘さえしなければ一緒に逃げたりは出来る。この辺はGBWsと一緒。


名前 自走砲A
In English Mobile Artillery-A
生産コスト 13000G
移動力 4
移動タイプ 戦車
燃料 50
射程距離 3〜5
武装 カノン砲(4)
武装補給価格 7G
備考 間接攻撃部隊

間接攻撃部隊。5マス先までの敵部隊を攻撃可能。
資金に余裕があるなら、基本的にこちらと戦車Aの量産に取り掛かることとなる。
威力は正直言って微妙ではあるのだが、戦車部隊にだけはそこそこある。
戦車A、Bや装甲輸送車を優先的に狙っていくと活躍出来る。
歩兵部隊に対してはA型でもせいぜい2、3点といったところで、使いはするがあくまで補助的な役割。
戦艦相手には攻撃するのも馬鹿馬鹿しくなるほど弱いので、素直に爆撃機を使うべし。
GBWsと違い、敵の撃ち漏らしに多少攻撃を受けても、端数ダメージは回復可能。
だから、GBWsよりももっともっと前面に出しても大丈夫。
他の地上部隊の補給の邪魔にならない程度に前線都市に置いてしまうといい。


名前 自走砲B
In English Mobile Artillery-B
生産コスト 5500G
移動力 5
移動タイプ 戦車
燃料 30
射程距離 1
武装 カノン砲(3)
武装補給価格 6G
備考 間接攻撃部隊

間接攻撃部隊。3マス先までの敵部隊を攻撃可能。
GBWsではゴミとしか言い様の無い能力だったが、こちらではA型に近い火力はあり、
あちらよりも身軽で安価なので使おうと思えば意外と使える。
対歩兵部隊に対してはA型と同じ火力は期待出来るので、5500Gとしては十分だろう。
やや気になる点としては、弾数がたったの3しかないので補給手段も必須なところ。
自走砲Aなどの用意が難しいが敵の戦車Aが前線に・・・という場合なら全然作って問題ないだろう。


名前 対空ミサイル
In English Missile Launcher
生産コスト 11000G
移動力 4
移動タイプ 戦車
燃料 40
射程距離 3〜5
武装 地対空ミサイル(2)
武装補給価格 8G
備考 間接攻撃部隊

間接攻撃部隊。地対空ミサイルで5マス先までの敵機を叩き落とす。
ただ、当時はそこまで電子機器の性能が高くなかったので? 昨今のシリーズとは違い、
必殺の100%ダメージという程ではなく、65%〜75%とやや弱め。
それでも敵航空部隊を歩兵で釣ってからなら十分過ぎるダメージではある。
そのダメージよりも、最低レベルの弾数制限(2発)が辛いだろう。補給車必須。
まだ車両と戦車の区別が無い頃の作品なので、移動力4でも思ったよりは進める。そこは気にはなるまい。
敵航空部隊を安全に破壊出来るのは魅力的なことではあるが、
実は攻撃力は後述の高射砲も全く同じなので、そちらを運用した方がいいケースも多分にある。


名前 高射砲
In English Anti-Aircraft Gun
生産コスト 5500G
移動力 5
移動タイプ 戦車
燃料 50
射程距離 1
武装 対空機関砲(4)
武装補給価格 3G
備考 特に無し

戦車部隊。対空機関砲で武装した野砲の一種。
地上部隊に一切攻撃出来ないという弱点があるが、その分安価で、
攻撃力はより生産コストの高い対空ミサイルと全く同じで過不足はない。
爆撃機を相手にするとさすがに無事では済まないが、
相手により出血を強いることが出来るし、そもそも爆撃機は戦闘機で叩き落とすもので、
敵戦闘機と輸送ヘリに限定して攻撃要員とするなら非常に役に立つ。
いずれもこのユニットにほとんどダメージを与えられないからだ。
GBWs程対空ミサイルが強力ではないし、戦闘機の消耗を抑えたいならきちんと運用すべきであろう。


名前 補給車
In English Supply Vehicle
生産コスト 3000G
移動力 5
移動タイプ 戦車
燃料 60
射程距離 -
武装 -
武装補給価格 -
備考 地上部隊補給可能

戦車部隊。地上部隊に補給活動を行えるユニット。
再三触れているが、今作のユニットは非常に弾切れし易く、
昔のギ○ンの野望ぐらいあっという間に補給が切れて行動不可能になるので、
補給は双方にとってとても重要な要素なのである。
シリーズでは珍しく、CPもこの子を積極的に生産する程には。
つまり、今作は敵補給車を優先して叩き潰し、主に弾除けや使い捨ての鉄砲玉、歩兵を使って、
敵部隊の弾数を奪い続ければ何も出来ない敵ユニットだらけになり、簡単に攻略出来るのである。
空戦込みのマップならその後、輸送ヘリを基地へと送ってただそれだけで勝てるであろう。
48部隊制限がキツイ大きいマップは狙い易い。特にエンディングマップなどは・・・。


名前 戦闘機A
In English Fighter-A
生産コスト 22000G
移動力 10
移動タイプ 航空
燃料 99
射程距離 1
武装 空対空ミサイル・機銃(5)
武装補給価格 8G
備考 燃料消費(5)

航空部隊。空対空ミサイルで敵航空部隊を迎撃するユニット。
長大な移動力で、特に爆撃機を撃ち落とす場合に使う。
後は輸送ヘリなども狙うが、65%ダメージと控え目の為、
搭載されていない限りは他の部隊に任せた方が良く、
基本的に対爆撃機専用として使うべきもの。こちらに対しては95%ダメージと異常に強い。
実は、バルカン砲ではなく機銃持ちなので、対地攻撃もそこそこ出来る。
補給に回すお金の心配がなければ歩兵の相手をさせるのも良い。
移動力を活かして敵生産拠点封鎖、通称ブロッキングが出来るなら尚の事良い。
但し、今作の戦闘機Bはかなり出来る子なので、余程資金が無い限り生産は後回しでいい。
まぁ、その戦闘機Bに対しては与65%・被15%と圧勝なので、
相手が戦闘機Bを投入して来たら迷わず早めに作ろう。全く作らないということはないのだ。


名前 戦闘機B
In English Fighter-B
生産コスト 15000G
移動力 10
移動タイプ 航空
燃料 99
射程距離 1
武装 空対空ミサイル・機銃(4)
武装補給価格 8G
備考 燃料消費(5)

航空部隊。空対空ミサイルで敵航空部隊を迎撃するユニットのB型。
今作は妙にB型が優秀なイメージがあるのだが、この子は特別に優秀。
移動力はA型と一緒で、攻撃力も全体的に1ダメージ程度しか変わらず、
しかも輸送ヘリに対してはA型よりも高火力と、悪くないどころか量産をしろレベルの強さ。
爆撃機にも一撃で十分なダメージを与えるので、数を増やすことで他の仕事も沢山こなせる。
A型よりも脆くはなっているので、歩兵以外の地上部隊に殴りかかるとやや痛いが、
歩兵だけを狙えば何の問題もない。GBWsのイメージを引きずって使わないのは勿体無いことだ。
唯一の欠点は、その戦闘機Aに対しては満足の行く反撃も叶わず、一方的に撃ち減らされることだが、
敵戦闘機Aは歩兵部隊の袋叩きで無力化するか、高射砲か対空ミサイルで処理するもの。
戦闘機A同士で潰し合おうという発想がそもそもダメなのだ。騙されたと思って使ってみて欲しい。


名前 爆撃機
In English Bomber
生産コスト 20000G
移動力 8
移動タイプ 航空
燃料 99
射程距離 1
武装 爆弾(5)
武装補給価格 6G
備考 燃料消費(5)

航空部隊。対地攻撃に特化した思い切りの良い飛行機。
他のシリーズでは、大体の地上部隊をほぼ一撃で消し炭に変えてくれる強さなのだが、
今作では平均6ダメージ前後と控え目で、非常に物足りない。
特に歩兵部隊に対して低く、使い勝手の悪さに拍車を掛けている。
使う側も思い切り良く、対間接攻撃部隊要員と割り切って使うといい結果を生む。
2体同時運用なら敵戦艦を瀕死に追い込める為、戦艦対策の最有力候補。
近くに空港があるのなら、戦車や装甲輸送車も狙うといいだろう。
そんな彼らも、思うところあって10年間の修行の旅に出たそうな・・・結果はSFWのページにて。


名前 輸送ヘリ
In English Transport Copter
生産コスト 4000G
移動力 6
移動タイプ 航空
燃料 60
射程距離 1
武装 機関砲(4)
武装補給価格 3G
備考 歩兵部隊搭載(1)可能
燃料消費(2)

航空兼輸送部隊。歩兵部隊を搭載することが可能なヘリコプター。
装甲輸送車同様、歩兵部隊そのものが強過ぎる今作では非常に価値あるユニット。
装甲輸送車と比較すると、攻撃力が減った代わりに移動に融通が利いて防御力もある感じ。
敵軍を弾切れに追い込んだ上の48部隊制限で、簡単に基地強襲が出来る今作では大活躍をする筈だ。
歩兵部隊と補給車以外にはろくにダメージが通らないので、攻撃するならそれらだけを狙うのが良い。
同キャラ対戦が全部隊45%もある今作では、敵輸送ヘリにぶつけるのも効果的。
一番の注意点は、これはGBWsもそうだったが補給車による補給の対象外であること。
これにより、自軍部隊同士による空港の奪い合いに敗れ、ガス欠することが多い。
相当数作るだろうからまず全員に補給するのは無理。そういう時に攻撃に転用して合流も視野に入れる。
地上部隊からの攻撃に3回も耐えてくれる優秀な壁として使い潰したり、
4000Gという優れた生産性を活かして量産→一斉輸送など、マップに合った使い道を考えよう。


名前 戦艦
In English Battleship
生産コスト 28800G
移動力 6
移動タイプ 艦船
燃料 99
射程距離 3〜5
武装 カノン砲(6)
武装補給価格 6G
備考 間接攻撃部隊
港待機時、合計40%の防御修正

艦船部隊。あらゆる部隊に強力な間接攻撃を叩き込む。
他のシリーズと同じ感覚で使ってはいけない、ほぼ全部隊に対して瀕死のダメージを与えるのだ。
その代わりに射程が6マスではなく5マスだが、多分それがどうでもいい程の強さ。
同じ射程の自走砲Aからもせいぜい15%ダメージなので、全く気にならないダメージだ。
SFWほど高くもないので量産も容易い。但し爆撃機にだけは気を付けること。
気を付けると言っても、射程外にさえいれば次の日に撃ち落としている訳だが・・・。


名前 揚陸艦
In English Lander
生産コスト 18500G
移動力 5
移動タイプ 艦船
燃料 99
射程距離 -
武装 対空機関砲(6)
武装補給価格 3G
備考 地上部隊搭載(2)可能
港待機時、合計40%の防御修正

艦船兼輸送部隊。地上部隊を2体搭載出来る輸送船。
輸送部隊ではあるのだが異様に防御力が高く、戦艦以外からは全然ダメージを受けない。
この頃は対空機関砲持ち(僅かながらも地上・艦船部隊も攻撃可能)なので、
ややダメージの大きい爆撃機にも、先方が攻撃を躊躇いたくなるくらいの被害は与えるという、
最近で言う護衛艦の要素も併せ持ったユニット。港にいれば不死身であろう。
ただ、今作は1部隊降車した時点で行動完了するので、2部隊同時に降車出来ない
この仕様により輸送部隊としては最低最悪レベルの使い辛さを実現しているので、
いくら頑丈だからと言っても、「ツキノワ島」以外では生産する必要は全くない。
「羽衣島」ですら微妙。どうしても生産コストの高さが問題となってくるだろう。

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