地形解説(GBW3)

概要
ユニットと密接な関係。地形についてのあれこれ。今作は地形も特殊。
航空部隊は山も移動コスト1だが、ヘリ部隊は1.5など、細かい移動コスト修正が多い。
なお、車両Aとは工作車・補給車(含S)の事で、車両Bとは輸送トラック(含S)の事。
戦闘車両Aとはコンバットバギー(含S)の事で、戦闘車両Bとは戦闘車両(含S)の事だ。
このページの為に適当に考えた言葉だが、2008年発売の作品にて導入されてビックリ。


名前 道路
In English Road
防御効果 0
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

艦船部隊以外の移動コストが1の、非常にありがたい地形。
今作は、異様に地上部隊の種類が多いので、その恩恵は大きいだろう。
また、工作車の敷設によって、少しずつ平地・荒地を道路に変える事が出来るので、
スタンダードでは、複数の工作車で何回も敷設する事が重要。
なお、敵にだけ便利でこちらにとっては邪魔な道路は、爆撃機等で破壊してしまうのが吉。


名前
In English River
防御効果 0
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 2
特殊歩兵 2
車両A -
車両B -
戦闘車両A 3
戦闘車両B 3
装甲 -
戦車 4
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

一部地上部隊の進入を拒む、緩やかな流れの川。
多くの地上部隊の移動コストに多大な制約を与える上、防御効果は皆無。
よって、ここで戦うのは控えたい。歩き辛い道路と記憶すべし。
移動時に非常に邪魔と感じる川は、工作車で架橋すると後々便利。
架橋後の橋も防御効果は無いのだが、どうせなら移動コストが軽減された方がいい。


名前
In English Bridge
防御効果 0
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

既存のシリーズ同様、道路と全く同じ地形。
と思ったら、今作では橋を爆撃する事により破壊出来る。
こちらは架橋すればいいが、コンピュータは一部マップを除いて架橋しないので、
破壊後は敵地上部隊の動きを止める事も可能。
また、破壊時にその橋の上に地上部隊がいた場合、道連れに出来るので、
どうせなら、敵部隊進入後に爆撃した方が非常にお得である。


名前 平地
In English Plain
防御効果 10
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1.5
車両B 1.5
戦闘車両A 1.5
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

GBWとは違い、車両部隊が多少移動コストが増えた。
と言ってもたかだか1.5なので、そこまで苦痛には感じない。
戦闘車両は移動コストが1なので、コンバットバギーよりスイスイ。
が、防御効果はかなり低いので、移動のみに使うのが吉。
なお、爆撃により荒地へと変貌するが、こうなると移動コストが非常に高いので、
出来る事ならここを爆撃するのは控えたい。敵軍首都周辺なら勿論良い。


名前 砂漠
In English Desert
防御効果 20
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 2
特殊歩兵 1.5
車両A 3
車両B 2
戦闘車両A 2
戦闘車両B 2
装甲 3
戦車 2
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

今作初登場の、砂のみで構成された大地。環境破壊の象徴。
全地上部隊が移動に制約を受ける、禍々しい場所である。
また、防御効果も決して高くはない為、ここへの進入は勧めない。
移動コストの面でこちらより優れた森は、防御修正も倍である。
という事は、どちらで戦った方が得かは言うまでもない。
また、ここで建設は行えないので、ある意味後述する荒地より厄介。


名前 荒地
In English Wasteland
防御効果 30
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 2
特殊歩兵 1.5
車両A 3
車両B 3
戦闘車両A 3
戦闘車両B 2
装甲 3
戦車 2
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

今作初登場の、戦闘や環境破壊によって荒れ果てた不毛の大地。
平地を爆撃するとこの地形になる。平地とは段違いの鬱陶しさ。
全地上部隊が移動に大きな制約を受ける、拝むのも遠慮したい場所である。
防御効果は高いが、移動コストが高いので、敵に先制される可能性が非常に大きい。
よって、こんな所で戦ってはいけない。邪魔な荒地は整地するのが一番。
また、ここを敷設したり、簡易空港を建設すると、余計に資材を消費する。
それは、整地後に敷設・建設を行うからだ。整地分の資材が消費されるという訳だ。


名前
In English Wood
防御効果 40
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 2
特殊歩兵 1.5
車両A 3
車両B 1.5
戦闘車両A 1.5
戦闘車両B 2
装甲 2
戦車 1.5
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

既存のシリーズ同様、微妙な移動コストと防御効果のある場所。
と思ったら、その防御効果が大きく上昇しており、なんと40もある。
移動コストは大して増えていないので、この地形は非常に役に立つぞ。
但し、工作車はかなりの移動コストが必要なので注意したい。
爆撃や整地で消滅させる事も出来るが、消滅させるのは勿体無い。
一度失った自然は2度と元には戻らないぞ。防御効果をフル活用だ。


名前
In English Mountain
防御効果 50
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 2
特殊歩兵 2
車両A -
車両B 4
戦闘車両A 4
戦闘車両B 4
装甲 -
戦車 -
航空 1
ヘリ 1.5
艦船 -
輸送艦 -

防御効果は非常に高く、標高も高くない小さな山。
既存のシリーズより山越えが簡単になった様で、一部車両部隊も移動可能。
車両部隊は防御力が総じて低いので、高い防御効果を期待するのはいい事だ。
が、今作は森でも十分に強力なので、森を活用した方がいい様な気がしないでもない。
山越え可能な敵がいる場合以外は、森で壁を作った方がZOCを期待出来そうだ。
なお、こっそりヘリ部隊の移動コストが1.5という事に注目。航空部隊との唯一の違い。


名前
In English Sea
防御効果 0
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 -
特殊歩兵 3
車両A -
車両B -
戦闘車両A -
戦闘車両B -
装甲 -
戦車 -
航空 1
ヘリ 1
艦船 1
輸送艦 1

地上部隊は進入お断りの、魚介類のサンクチュアリ。
と思ったら、今作は特殊歩兵が移動(泳いで?)する事が可能。
既存のシリーズをプレイした諸兄ほど、海を移動出来る恐ろしさを理解出来るだろう。
しかし、それ以外の地上部隊は移動出来ないので、基本的には既存のシリーズと同じ扱い。
特殊歩兵、進化とかで使わせてあげようとかいう思いやりは考えなかったのかハドソン!
と思ったらちょっとしたバグ技で簡単に招集可能。え? これリアルマネーが掛かってたんだよね!?


名前 浅瀬
In English Shoal
防御効果 10
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 2(1)
特殊歩兵 2(1)
車両A -(1)
車両B -(1)
戦闘車両A 3(1)
戦闘車両B 2(1)
装甲 -(1)
戦車 4(1)
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 1

かなりの部隊が侵入出来ない上、防御効果も低い地形だが、
GBW同様、輸送艦を待機させれば地上部隊は移動コスト1で移動出来る。
勿論、歩兵や戦闘車両部隊も移動コスト1になるぞ。
浅瀬に輸送艦を並べれば、橋代わりに使用出来る筈だが、
今作ではそういう事が出来る場所が一切無い為、マップエディット用のテクニック。


名前 都市
In English City
防御効果 30
収入 あり
補給・補充 一部例外を除く地上部隊

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

普通の都市。初期耐久度は100。最大耐久度は300。
一部例外を除いた地上部隊の生産・補充が可能で、資金収入もある。
その収入は耐久度と同じ。つまり、耐久度300なら300Gの収入。
また、耐久度100につき、補充部隊数が1体増える。
つまり、耐久度300なら3体補充される。100以下でも1体の補充は約束されている。
これは他の都市以外の拠点でも同じなのでよく覚えておく事。
補充を当てにして籠城するなら、事前に工作車による建築は必須だ。
建築しなくても1つで100Gの収入なので、歩兵の犠牲覚悟で占領である。


名前 工場
In English Base
防御効果 30
収入 あり
補給・補充 地上部隊

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

工場を持った都市。初期耐久度は100。最大耐久度は300。
地上部隊の生産・補充が可能で、資材収入もある。
資材収入は、耐久度20につき1である。耐久度300なら15の資材収入。
一部スタンダードマップは、資材収入の乏しいマップがあるので、
敵軍工場を奪うだけで勝てる様なマップも多いので要チェック。
工作車・輸送車を生産出来るのはここだけなので、まずは工作車を生産(配置)したい。


名前 空港
In English Airport
防御効果 10
収入 あり
補給・補充 航空部隊

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

空港を持った都市。初期耐久度は100。最大耐久度は300。
航空部隊の生産・補充が可能で、資金収入もある。
収入に関しては都市と同じだが、防御効果はかなり低い。
ここを建築中の工作車が襲われるとまず助からないので、守ってあげる事。
キャンペーンでは、序盤の数ターンが勝敗を決めるので、
全部隊に大ダメージを与える事が出来る航空部隊を早めに配置する事が重要。


名前
In English Port
防御効果 20
収入 あり
補給・補充 艦船部隊

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 1
輸送艦 1

港を持った都市。初期耐久度は100。最大耐久度は300。
艦船部隊の生産・補充が可能で、資金収入もある。
収入に関しては都市と同じだが、防御効果は高くない。
空港でも同じ事が言えるが、地上部隊は素直に他の場所で戦うべきだ。
キャンペーンでは1日でも早くイージス艦を生産(配置)する事が重要だが、
敵イージス艦が港を射程内に入れている場合は、潜水艦か攻撃機で頑張る。


名前 首都
In English Headquarters
防御効果 70
収入 あり
補給・補充 地上部隊

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

両軍の作戦本部。初期耐久度は200。最大耐久度は400。
一部例外を除いた地上部隊の生産が可能で、補給・補充は全地上部隊に可能。
スタンダード序盤は、工場以外の拠点を建築する事が多分多いが、
資材が減ってきた時に首都を建築すれば、その次の日には補給されるのがいい。
防御効果は非常に高いが、今作は首都で籠城して戦う事はほとんど無く、
敵もZOCを活用すれば、防御効果を活かす事無く破壊出来る事がほとんどなので、
せっかくの高い防御効果が全く活かされていない。勿体無い。
なお、この拠点は爆撃を受けても耐久度が10までしか減らない。
爆撃で勝利は出来ないが、爆撃後に歩兵で占領すれば終わるのも確かだ。


名前 簡易空港
In English Temporary Airport
防御効果 10
収入 無し
補給・補充 (補給のみ)航空部隊

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

工作車が建築出来る前線基地。初期耐久度は100。最大耐久度は200。
航空部隊の補給のみが可能で、補充や資金収入は無い。
補充が無いのは寂しいが、この空港、非常に重要な存在である。
航空部隊はとにかく燃料切れが怖いのだが、輸送機等で輸送した工作車で、
その航空部隊の真下や、周辺に建築すれば、墜落の恐怖ともオサラバ。
耐久度は基本的に意味は無いのだが、200なら爆撃機の爆撃には耐えられる。
が、敵に爆撃される事は基本的に無く、コンピュータとの戦いでは建築は不要だ。
コンピュータは潜水艦Sの対都市ミサイルを飛ばさないのだが、
マップデザインの対人対戦なら飛んでくるかも。250ダメージですよ。
最大耐久度200なら耐えられる筈も無い。破壊後は平地へと変化する。


名前 通信塔
In English Communication Tower
防御効果 20
収入 無し
補給・補充 無し

移動タイプ 移動コスト
歩兵 1
特殊歩兵 1
車両A 1
車両B 1
戦闘車両A 1
戦闘車両B 1
装甲 1
戦車 1
航空 1
ヘリ 1
艦船 -
輸送艦 -

もはや何の利用価値も無いアンテナ塔。初期耐久度は100。最大耐久度は300。
これを占領し、別売りのモバイルアダプタGBがあれば、
1マップ1体までだが傭兵部隊を、無料でマップの好きな場所に配置する事が出来た
しかしこの傭兵、無料の代わりにリアルマネーを請求する守銭奴なので、あまり活躍しなかった様だ。
現在サービスは終了しているので、この通信塔を占領しても無駄。
なお、収入・補充は無く、爆撃を受けても耐久度10で無駄に踏ん張るので、
占領の必要も建築の必要も感じられない、無意味な地形の筈・・・だった。
しかし、なななんと裏技で傭兵部隊の招集が可能である事が判明した為、
この地形の戦略的価値は大いに上がった。彼らの圧倒的な力を味わうためにも真っ先に占領を。
1マップにつき1回というのは、仮に通信塔を2つ占領していても変わらないので注意。

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