コマンド・用語解説(SDGW)

概要
SDガンダムウォーズの各コマンドや用語についての解説。

本作の取扱説明書はかなり丁寧に作られている方だが、
記載されていないことはかなり多く、知らないと損をする情報も少なからずある。
というかここに記載されていることは殆ど説明されていない。
本作をプレイ出来る機会を作ることからしてまず難しいが、作れたら活用して欲しい。

ユニットコマンド一覧

名称 再行動 解説
移動 移動するコマンド。本作は移動後も他の行動が取れる(←で△と〇表記のものは)。
あるいは、他の行動後に移動ということも可能。幅広い戦術を立てられる。
占領 × 拠点の占領をするコマンド。一般的なSLGと違い、航空機でも可能。
Lサイズユニットと戦艦は行えないという点には注意。
射撃 射撃攻撃をするコマンド。遠くの敵に移動で距離を詰めてから攻撃。
逆に攻撃後に遠くに逃げたり戦艦に搭載したりと、様々行える。
格闘 格闘攻撃をするコマンド。基本は敵機に向かって移動後に行うと思うが、
相手が既に隣接している場合は攻撃後に移動も可能。
特殊 特殊攻撃をするコマンド。1小隊につき1回のみ。命中率に難があるが大火力。
非武装の索敵機などがいる小隊でも安定したダメージを与えられるのも魅力。
警戒 × 警戒行動を採った状態で待機するコマンド。
今後、別の行動をするまでの間ずっと周囲を索敵し、
敵機が接近した場合にターン開始時に警告音を出す。
警戒範囲は索敵範囲に比例し、索敵範囲よりも広い模様。
変形  可変MSを変形させるコマンド。
1ターン1回制限。一度に行うなら小隊内の全ての機体に可能。
本作は稀にセーブ&ロード後にMA形態が全てMS形態に戻るバグがあるので、
それが怖いならセーブ後に行う様にするといいかもしれない。
指定 特定の座標を指定して、行進コマンドで自動で最短距離で移動させるコマンド。
行進さえ選ばなければ特に何も起こらず、無害。
主に撃破されても構わない航空機やダミーの移動に使う。
アイテム 入手したアイテムを使用するコマンド。
本作のアイテムはとても貴重なので、無駄遣いは控えたいところ。
情報 現在のAPや弾数を確認するコマンド。
換装可能は、ツリー上のランクアップ機に換装可能な際に明るくなる。
機能停止は後述。特殊武器の弾数は確認出来ないので敵機のそれには注意。
換装 機体の換装を行うコマンド。MSは戦艦内と補給基地・基地、
戦艦は補給基地・基地で選択可能。
(待機) × 再行動中に右クリックで行動終了した場合の状態を指す。
時短になる以外はデメリットしかない。基本は警戒を選択して行動終了を。

情報コマンド

名称 解説
建物情報 隠蔽拠点を除く全拠点の戦略Pと場所を確認出来る画面。
索敵範囲は同じ拠点なら全て同じなので何故記載していあるかは不明。
戦略Pが高い拠点程重要で、貴重なアイテムや敵の主力がいたりと色々推測出来る。
UNIT情報 いわゆる図鑑機能。自軍サイドは換装可能になった時、
敵軍サイドは索敵で発見した時に登録される。遭遇で発見時は駄目。
小隊情報 小隊リストを表示し、選択した小隊のところにジャンプする機能。
一つ一つ凝った名前を付けて運用している際は探し易いが、
そうでもない場合は同じユニット名の小隊が並んでいて全然使い物にならない。
シナリオマップ情報 勝利条件とミノフスキー粒子濃度の確認が出来る画面。
敵機と敵軍拠点の残数が正確に分かる為、見る機会は多い。
敵機の移動タイプで載っているので、正確な敵戦力を予想し易くなるのだ。
地形情報 そのマップに登場する全ての地形効果と移動コストが確認出来る画面。
やってる内に体で覚えるものだから殆ど見ることはないと思われる。

その他用語

ランク
機体の大まかな強さ。基本的にその機体のスペックや本編の活躍よりも、
登場した年代を重視して設定されている様で、不当に高かったり低かったりは存在する。
他の能力に影響を与えたりはしない様だが、獲得EXにだけは大きく作用する。
高ランクの敵を攻撃すればするほど攻撃・撃破時のEXは増え、
逆に相手が低ランクだと下がる。こちらが低ランクなら基本的に獲得EXは大幅に増える。
なので、無計画にこちらの機体を上へ上へ換装させると、
ランクが上がり過ぎて以後の成長が遅れるケースは非常に多い。
瀕死の敵小隊が上手く生まれた場合は、換装でこちらのユニットのランクを下げてから、
小隊攻撃や複数攻撃で撃破するクセを付けておくと劇的な成長に繋がる。
本作は一部のユニットにEXを割り振るのではなく、全軍を満遍なく強くしていく方が精強な部隊になる。
というかそうしないと後半戦で泣きを見る。敵の戦力が大きくなり過ぎて、
数機のエースでは対応しきれずに全滅させられるからだ。日頃から広い視野を持って部隊の育成は行おう。

EX
Experience。経験値のこと。
こちらもランク同様、他の能力に影響を与えたりはしない様だが、
これが規定値まで貯まったユニットは換装が可能になる為、何よりも重要な項目。
鹵獲したガンダム系などは既に運用している部隊と比較して大きく水を開けられているので、
そういったユニットは次のマップで優先的に敵を撃破させて落ちこぼれない様にしたい。

攻撃の種類
格闘・射撃・特殊と、3種類ある。
そして、攻撃範囲も単体攻撃・小隊攻撃・複数攻撃とこれまた3種類ある。
格闘攻撃は後述のBシールドやI・フィールドの影響を受けず、
稀にクリティカルヒットが発動し、戦闘ダメージを2倍にしてくれるが、
射撃攻撃と違い極々稀に攻撃を外してしまう。その際に自軍の際はダイアログが表示されるが、
これはミノフスキー粒子濃度と煙幕が大きく影響していると思われる。
また、攻撃対象が格闘武器を持っていた場合は低確率で反撃を食らう。
これはデメリットには違いないが、敵軍専用ユニットの戦闘アニメが観られるので、
珍しいユニットを見つけたらセーブをして、格闘攻撃をしまくるといいだろう。
射撃攻撃は命中率は100%で、敵から距離を取ってダメージを与えられる。
格闘でも行えるが、移動前・移動後攻撃のメリットはこちらの方が大きい。
どちらにも通常の単体攻撃か小隊攻撃かが設定されており、
Lサイズユニットと戦艦は全ての攻撃が小隊攻撃となっている。

ビーム兵器
本編ではMSや戦艦の装甲を安々と撃ち貫く、実体弾よりも強力な兵器であることが多い。
本作では他の武装と比べて特別強力ということはなく、むしろ弱く、基本的にデメリットしか無い。
そのデメリットは3つ程あり、1つは、水中への攻撃においては勢いが減衰し、戦闘ダメージが低くなる点。
こういった時は実体弾や、対潜攻撃に適した特殊武器を使うとよい。
数ダメージ程度の影響の様で、序盤では大きく感じるが中盤以降は誤差の範囲なのであまり気にしなくていい。
2つ目が、射撃の際、攻撃先に高山(またはクレーター)を挟んでいると、その高山の位置で射撃が届かなくなること。
その高山のマスに対しては攻撃出来るが、その後ろには届かなくなってしまうのだ。
これは戦闘機や汎用艦などの航空ユニットに対してのみ無効。ジム系が特に引っ掛かりやすいので注意。
3つ目が、BシールドとI・フィールドに対しては旗色が悪く、
特にI・フィールドの場合は確定で0ダメージにされてしまう弱点も持ち合わせている点。
3つ目が一番厄介であろう。後述のそちらでの解説にも目を通して欲しい。

小隊攻撃
敵小隊全てにダメージを与える攻撃。獲得EXはダメージを与えた数で決まり、
1体よりも2体3体に攻撃した方が獲得EXが多い。ランク等の影響は単体攻撃と一緒。
Lサイズユニットと戦艦に対しては、ダメージ判定が3回となるので、
数値以上のダメージを与える上に獲得EXも3倍となっている。
さすがに撃破時のEXは3倍とはならないが、ランク差のある相手だと攻撃だけで随分と貰える。

複数攻撃
特殊武器専用の、小隊攻撃の範囲攻撃。
後述の特殊武器の欄も参照されたいが、この中にも種類があって、
着弾点(指定先はユニットのみ)を指定してそこと半径何マスかを攻撃するもの、
同じく着弾点を指定してそこに到達するまでの直線距離全てを攻撃するもの、
そして、射程範囲内の全てに対して行うものと、3種類ある。
命中率は特に低めに設定されているが、まぐれ当たりというのもかなりあるし、
未発見の敵にも攻撃してくれる。命中の有無は獲得EXで推し量れる程度だが、
少なくとも場所は分かるのでその後の作戦を立て易くなる。
何より複数小隊を撃破した際のEXが天文学的。積極的に使ってみよう。

特殊武器
必殺技の様なもの。各機が持つとっておきの武装で敵機を攻撃する。
非常に高威力だったり、複数の敵機を同時に攻撃出来る等のメリットがあるが、
反面、命中率が明確に設定されており、その命中率も高くは無い為攻撃をよく外す。
その際に自軍の場合はダイアログが表示されて少しイラっとさせる。あるいは悲しい思いをする。
例外として、ダミーにだけは絶対に当たる。弾数は減るのでやっぱり悲しくはあるが。
単体攻撃のものは任意の攻撃先を任意に指定出来る為、特定のユニットの暗殺が可能になり、
小隊攻撃は、一度命中判定で〇を貰えば全員に命中する。
全員に当たるか、全員に当たらないかのどちらかということだ。
複数攻撃は、各小隊に対して命中判定を行ってから同様の処理が行われる。
この弾数は戦艦か基地に格納することでしか回復せず、カートリッジは無効。

サイコミュ兵器
取扱説明書には記載されていないが、本編でニュータイプが使用しているビットやファンネル、
あるいはインコムなどの準サイコミュ兵器は、全てビーム兵器と記載されているが、
後述のBシールドとI・フィールドを確立で突破する機能がある。また、高山の遮蔽効果も無効化する
なので、高山やクレーターを挟んでも射程が変わらない武器かどうかでどれがサイコミュ兵器かは調べられるが、
そんな面倒なことをせずとも、本サイトのユニット解説のページを見た方が早いだろう。
スパロボやGジェネで大暴れしている武器なので、本作に手を出したレベルの勇者なら余裕で分かるとは思う。
確率なので基本的にそれらを持つ相手には実体弾や格闘攻撃で戦うべきではあるが、
全く効果が無い訳では無い。非常時や複数攻撃のついでにそれらに攻撃するという手は使うだろう。
敵のそれはこちらのLサイズユニットで受けるクセを付けていれば全く脅威足り得ない。

Bシールド
ビームシールドのこと。敵からのビーム攻撃を中和させて無力化する。
本作ではビーム兵器による射撃・特殊を中確率で軽減し、0にする機能。
但し、サイコミュ兵器の場合やや発動率が下がる模様。
元々の発動率はとても高い為、これを持つユニットを意識して揃えることと、
終盤は敵機のそれに備えて実体弾による戦闘を強く意識した編成を求められる。
小隊攻撃や特殊武器の複数攻撃の場合は、命中判定で〇を貰った後に、
各Bシールド持ちの機体に対しての更にBシールドの判定が行なわれる。
なので、当たったり当たらなかったりの機体が通常の射撃の様に発生する。
ちなみに、F91世代以降のMSと戦艦が実装しているが、
覚え辛い様なら本サイトのユニット一覧のページを参照のこと。↓のI・フィールド持ちの確認共々。

I・フィールド
I・フィールドジェネレータ(または発生器)のこと。ビームバリアを形成する。
本作ではビーム兵器による射撃・特殊を確定で軽減し、0にする機能。
サイコミュ兵器の場合は発動確率が下がり、有効打を与える可能性もある。
この場合もBシールド同様、特殊武器の命中判定後に、
もう一度各I・フィールド持ちの機体に対してのI‣フィールドの判定が行われる。
なので、νガンダム×3や、スピリットタンク×3小隊がサイコミュ兵器を受けると、
1体だけ2体だけ食らうなどのケースもある。殆どの場合当たらないので心配する程ではない。
こちらで使う分には嬉しい機能だが、敵が所持している場合は対策が必要となる。
また、敵戦艦のアドラステアはユニット情報のページに記載されていないが所持している

遭遇
移動中に未発見の敵機に隣接した場合(敵機のいる座標を指定して移動した場合以外も起こりうる)、
その敵機に行動を阻まれ強制待機となる。その際、敵機が格闘攻撃を所持している場合は反撃不可の格闘攻撃を受ける。
こちらが敵機に対して行う場合もあり、ダメージ結果以外は非表示だが通常の攻撃・撃破時のEXも取得される。

機能停止
一部特殊武器に搭載されている機能で、発動時に敵機を強制待機させ、1ターンの行動を封じる。
発動率は各々違う模様。単体攻撃時は機能停止を伝える旨のダイアログが敵味方問わず表示されるが、
複数攻撃で付与した場合は特に表示されない(色で結果は分かる)。
当該機体の使用、または対峙時は注意すること。
あくまで待機状態なのでその後の格闘攻撃の反撃や、戦艦ならば搭載・発進は可能。

ミノフスキー粒子濃度
これも取扱説明書には何も記載されていないが、
格闘攻撃と特殊攻撃の命中率と、隠蔽能力のアップに繋がっていると思われる。
無し・警戒・戦闘とあり、警戒よりも戦闘の方が濃度が濃いと予想される。
このレベルのゲームを作った人達が、この粒子を正しく理解していないなどあり得ないことだし。

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