イエローコメット軍(GBWA2)

総評
新司令官はヤマモト先生。「通」も唸るその司令官能力。さすがは先生。
キクチヨに関しては、パワーもブレイクもおつむもパワーアップしている。強化されすぎ。
アスカに関しては、カウンター能力の追加と、運気に若干の改善が見られる。全部改善して。

時代錯誤の猪武者が数ヶ月でこうもカッコ良くなるものなのだろうか？
前作は、マックスの存在もあり、力不足の感は否めなかったが、今作は違う。
新たに高い知性と、10％の攻撃・防御修正が付加された。
10％増えただけで相当強く感じる。特に防御修正がありがたい。
よって、意外に使える将軍である。歩兵ですら全然破壊出来ないのだ。
ブレイクは前作とさほど変わっていない。真打ちはSブレイク。
発動こそ遅いが、攻撃修正が50％、防御修正は60％も付加されるのだ。
山か本部の地形効果40％を足すと防御修正は100％。100％という事は、
その部隊がHP10の時は防御修正がフルに発揮され、このターンはノーダメージ。
山から新型戦車を攻撃しても、逆に本部で新型戦車の攻撃を受けても。
敵はそこの所の計算をせず間接攻撃をしてくるので、役に立つ事もあるかも。
更に、付加される反撃攻撃修正は50％。Sブレイクの攻撃を加えて合計100%！
この能力は、娘のそれをはるかに凌駕する。襲ってきたら返り討ち。
キャンペーンで大活躍間違いなし。攻めにも守りにも使える万能プレイヤー。
その狂った能力が災いして、「目玉島」最強の敵として君臨する事だろう。
トライアルの中ではかなりの難易度の同マップ。本当に「目玉島」は危険。

前作のキーパーソンだった天才少女。その運気は相変わらず低い。
誘拐犯から救出され、パパはたったの数ヶ月で驚くほど聡明になって、
それでもなお運気が悪いのは、元々から薄幸少女だったのだろう。
一応、鬼の様に低かったランダムダメージマイナス補正もほんの少し減少してはいる。
ブレイク発動後の索敵範囲も減少している。が、反撃攻撃修正50％が新たに追加された。
しかし、こちらのHPが減少しての反撃なので(ダメージマイナス補正付き)大して強くない。
地形効果の高い場所に陣取って、敵からの攻撃抑止という意味合いが強い。
敵で出現した場合のSブレイクは、タイミングによっては非常に厄介。
対策は簡単。ただの防御修正でしかないブレイクを発動させてあげればいい。
が、後でブレイクのページを見れば分かるが、過度の攻撃は厳禁である。
そんな厄介なSブレイクも、自分で使用しても全く強くない。
敵はこちらの先制攻撃を計算して行動している。が、完璧な攻撃抑止にはなる。
彼女を2回も使用しなければならないYC戦役は相当面倒なので覚悟が必要だ。
弱いので、対戦時のハンディキャップに使用したりするといいかもしれない。
ただ、それはノーマルバトルでの話。対人索敵戦では相当強い。
使用する司令官の候補にも十分入る存在だ。数で攻めると？表記だらけで訳が分からない。
見ての通り、日本語版は赤い制服にメガネ。海外版は緑の制服にメガネは無し。
カラーエディットで服装は同じにできても、メガネだけは着脱出来ない。

今作初登場。イエローコメットで生ける伝説となっている司令官。
キクチヨとハチを一人前に育て上げた大先生。多くの人に慕われている。
彼の伝説は、わずかなレポートに残されているのみ。その詳細は不明。
すでに軍からは引退。自身は争いを好まない穏やかな性格。しかしキレると怖い。
能力は、歩兵部隊、輸送部隊、そして戦闘ヘリの能力アップ。うーん、通好み。
戦闘ヘリの攻撃修正は非常に強力。歩兵部隊が一撃というのはありがたい。
消耗が激しいので合流は必須だが、高い移動力と大量生産出来る安さが魅力。
ブレイク・Sブレイク共に、HP9の歩兵部隊を召喚するスーパー能力。
しかも、降下した歩兵部隊はサモニングシックネスに影響されないというオマケ付き。
なお、どちらも戦闘ヘリへの攻撃修正値は同じ。天敵の護衛艦も一撃で轟沈出来る威力に。
戦闘ヘリの速攻ならブレイク。バズーカ兵の攻撃力とお金儲けならSブレイクを。
しかし、歩兵部隊も戦闘ヘリも襲われると脆い。使用には相当の熟練が必要だ。
なお、雨が好きだが、雨での移動コスト修正はしっかり受ける。注意。

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