サフィラス軍(FWDS2)

概要
崩壊前はルベルと肩を並べる大国で、
1世紀以上も前からルベル軍と戦い続けていた連邦国家。
JPN版ではサフィラス連邦(Sapphirus Federation)、
NA版ではLazuria Federation、PAL版はZephyria Federationと、
何となく似てはいるものの全てが違うので、異国の民との会話時には注意。
世界崩壊により国家としての機能がマヒしている中、
ルベル(実質、ジギスムントの新生ルベル軍)からの和平交渉に応じようとするが、
それはジギスムントの罠だった。騙し討ちにより、民衆は一人残らず虐殺され、
守るべきものを失った軍は、カーライル将軍の下で、絶望的な戦況での復讐劇を演じる事となる。
・・・という、近年稀に見る気の毒な軍なのである。
能力は、他の勢力と比べるとかなり見劣りするが、カーライルの指揮範囲5マスは魅力的。

"I will have my revenge!"


名前 アトリー(Atley)
海外版名前 Tasha(PAL:Zadia)
指揮能力 航空部隊に合計50%の攻撃修正・30%の防御修正
上記以外の部隊に10%の攻撃・防御修正
指揮範囲 1
ブレイク フォックス1(Fox One)
海外版名前 Sonic Boom(PAL:Fox One)
ブレイク能力 航空部隊に移動距離プラス2補正
望み サフィラスの同胞の仇を討ち、ルベルに復讐すること

愛国心 ★★★★★
ツンツン度 ★★★★★
心の強さ ★★★★★

サフィラス軍の航空部隊の司令官。激情家の側面を持つ。
平時なら、愛国心に富む立派な軍人だったのだが、
その愛する多くのサフィラスの同胞を、そして、
エドによく似ていた可愛い弟、ヨアヒム(PAL:Jonathan。NA:John)をも、
新生ルベル軍の虐殺行為により失った彼女の心の中は、
一人でも多くのルベル人を殺す事しか考えられない。
第二次ダーレト攻防戦においての敗北により、サフィラス軍は全面降伏したが、
降伏しようがしまいが、サフィラス人は軍民問わず殺し尽くすという、
ジギスムントの血も涙も無い行為から、自分達や同胞を救う為に、
自らの死を省みず戦ってくれた独立中隊の面々には言い尽くせない恩義を感じており、
以後は行動を共にしている。決して無能な司令官ではないが、
熱くなり易い側面と、戦力や戦術よりも心の強さを重視する傾向が強く、
それが災いしてか指揮範囲は非常に狭い。しかしながら、心の強さは伊達ではなく、
航空部隊への能力修正は非常に高い。対空部隊は恐ろしいが、何とか指揮範囲を伸ばしたい。
ブレイクは、航空部隊の移動力の増加。不意打ちには便利だが、
高価な航空部隊の数を揃えるのは大変だ。対空部隊に対してはからっきしという点も鑑みると、
念入りに準備を行わないと、攻めた航空部隊が全滅の憂き目に遭う危険性もある。
ディーターの方が使い易いとは思うが、そこは心の強さでカバーよ!

"It is not my job to think about that."


名前 トラク(Trak)
海外版名前 Gage(PAL:Trak)
指揮能力 間接攻撃部隊・艦船部隊に合計30%の攻撃・20%の防御修正
上記以外の部隊に10%の攻撃・防御修正
指揮範囲 2
ブレイク ロングバレル(Long Barrel)
海外版名前 Longshot(PAL:Long Barrel)
ブレイク能力 間接攻撃部隊の射程距離プラス2補正
望み 命令に忠実で有能な兵士であること

軍事的能力 ★★★★★
非軍事的能力 ★☆☆☆☆
使用頻度 ★☆☆☆☆

サフィラス軍の艦船部隊の司令官。トレードマークは狙撃銃。
同僚のアトリーとは正反対の性格をしており、非常に冷めた印象を受ける。
これは、個人的な感情を無くし、上からの命令に正確な兵士ほど優秀という、
彼の考え方によるものである。何だか同僚を全否定しているかの様な考えではあるが、
決してアトリーとは仲が悪い訳ではない。彼女は全く人の意見に耳を傾けないという訳でもないので。
カーライルという優秀な上官による的確な指示と、ベリスによるルベル軍の正確な情報という、
2つの要素もあり、ルベル軍に連戦連勝していたが、やはり独立中隊だけは一筋縄にはいかず、
サフィラスは降伏してしまうのだが、全てを覚悟していたカーライルの最後の指令、
「これからは兵の命を守ってやってくれ」という命令には誰よりも忠実で、
その任務の遂行の為に、アトリーや独立中隊にも、言うべき事は言うが、
彼もまた、命を賭して自分達を救ってくれた独立中隊には非常に感謝している。
寄生花病二型に感染し、狂気に支配された理想郷の民兵達との戦いには自らが手を汚すなど、
男気に溢れた側面も併せ持つ、魅力的なイケメンなのだが、
さて、能力を解説ともなるとそうもいかない。もうこんな悲しい事を書きたくはないのだが、
間接攻撃部隊と艦船部隊に攻撃修正と防御効果が付加される。戦艦が倍強くなったりはしないが、
じっくりと戦う分には問題は無いし、ブレイクも、間接攻撃が2マスも伸びるという内容。
戦艦を並べればとっても強そうですね。ただ、忘れてはならないカトレアの存在。
攻撃修正をたった10%落とすだけで全部隊が強くなり、ブレイク時に足まで速くなる・・・。
戦艦以外の間接攻撃部隊に自身を搭乗させても、ブレイクポイントが貯め辛いのも致命的・・・。
チキショー! ほとんど下位互換じゃねーか! エド同様、イケメンなのに不遇過ぎる・・・。

"I am a soldier, not a killer."


名前 カーライル(Carlyle)
海外版名前 Forsythe(PAL:Carter)
指揮能力 全部隊に合計20%の攻撃・防御修正
指揮範囲 5
ブレイク 無し
望み サフィラスの同胞たちの命を守ること

指揮官レベル ★★★★★
騎士道精神 ★★★★★
無念さ ★★★★★

サフィラス軍の総司令官。既に退役していたが、
新生ルベル軍の侵略による、絶体絶命の自国を救う為に立ち上がった。
世界崩壊に伴い、ルベルもサフィラスも政府組織は壊滅しているが、
たとえ相手が遵守していなくとも国際法を遵守する、騎士道精神溢れる立派な人物。
20年前の第一次ダーレト攻防戦においての伝説的な用兵が、
彼を「サフィラスの伝説の騎士」と皆が呼ぶ所以だ。
この時のルベル軍の総司令官は、ブラウンの父で、
名前も知らず、敵でありながらもお互いの高潔な人柄に惚れ込んだという。
ジギスムントの嫌がらせに近い策略とは言え、
彼とブラウンが戦う事になるのは運命の皮肉というものだ。
そんな彼には、実はブレイクというものが実装されていない。
なのでブレイクポイントが溜まらず、指揮範囲が一切伸びないが、
最初から指揮範囲が5マスもあり、全部隊に能力修正があるので、
完全に速攻タイプ。指揮範囲の広さを活かして殴り勝っていくというスタイルだ。
ただ、序盤から搭乗しまくって圧倒的に強い分、相手のブレイクポイントが溜まる中盤以降は息切れ・・・
なんて事はないぞ。処分コマンドでより強力な部隊や適当な後続に乗り換えてゾンビの様に戦い続けられる。
ユニット廃棄や自沈を使って戦場を縦横無尽に駆け抜けてしまえ。
CP戦では全く行う事の無いであろう超高等戦術、やれる自信があるなら持ちキャラにしよう。

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