独立中隊(FWDS2)

概要
本作の主人公、エド君の所属する部隊。
JPN版では、ルベル軍第12独立中隊(Ruber Armed Force 12th Independence Company)だが、
NA版では"12th Battalion"、または隊長の名を採って"Brenner's Wolf"、
PAL版では"12th Independent Legion"と呼ばれている。
世界崩壊によって、まともに機能しなくなった軍隊の中でも、
ほぼ唯一精力的に被災者の救助活動を行っている。
軍人の鑑でもあり、ルベル軍最後の良心とも言える。
救助時に、その高潔な精神に心を打たれ、
義勇兵としての参加する村人や、他勢力の兵士も多い。
単純な能力ならカトレアが白眉。いや、本当に眉が白いけど。

"Never give up hope!"


名前 エド(Ed)
海外版名前 Will(PAL:Ed)
指揮能力 地上直接攻撃部隊に合計30%の攻撃・10%の防御修正
上記以外の部隊に10%の攻撃・防御修正
指揮範囲 2
ブレイク ネクストエイジ(Next Age)
海外版名前 Rally Cry(PAL:New Era)
ブレイク能力 地上直接攻撃部隊に移動距離プラス2補正
望み ブラウンのような人物に自分もなること

幸運度 ★★★★★
魅力度 ★★★★★
いじられ度 ★★★★★

ルベル軍士官学校生徒の数少ない生き残り。今作の主人公で、階級は准尉。
ランチタイムに食堂でお食事中に件の流星群が落下し、
友人や先生の殆どと死別したが、彼自身は食堂の食料庫に逃げ延びる事に成功。
そこから地上への脱出に数十日。幸運に幸運が重なり奇跡の生還を果たし、
生き残った人を探していたところに、ヴァンダ率いる略奪者のグループに遭遇。
絶体絶命のピンチの際に命を救ってくれたのが、ブラウン率いる独立中隊だった。
「あきらめなければ、きっと望みはかなうんだ」という
ブラウンの言葉は、作中を通して彼の心の拠り所となっている。
性格は真面目で純粋、恋愛に関してはかなり奥手で、
お互いに非常に意識し合っているカトレアには中々気持ちを打ち明けられず。
しかしながら、隊長譲りの優しい心と、一人として見捨てないという強い意志、
自分の行いを偽善や刷り込みと嘲られても、全くぶれない主張。
「不屈なる狼」の後継者として、彼は立派に人々を導いていくのである。
指揮能力は、地上部隊への攻撃修正。そこそこ指揮範囲も広く、
攻撃修正も高めなので非常に戦い易い。リン同様、これは歩兵部隊にも適応される。
ブレイクは移動力補正で、勿論車両・戦車部隊も足が速くなるのだが、
歩兵部隊へのそれが嬉しい。邪魔者は破壊し、一気に拠点を奪いまくれ。
リンと能力がかなり似ているが、自分に合っている方を持ちキャラにするべきだ。
と、大分好意的に説明してきたが、実は彼によく似た能力の持ち主はもう一人いて、
攻撃修正をたった10%落とすだけで全部隊が強くなり、ブレイク時に間接攻撃の射程まで伸びる・・・。
コノヤロー! ほとんど下位互換じゃねーか! しかもその相手が問題だ。
何故ならそれは愛するカトレアだからだ。男としてのメンツが丸潰れ過ぎる・・・。

"People need our help."


名前 ブラウン(Brown)
海外版名前 Brenner(PAL:O'Brian)
指揮能力 全部隊に合計10%の攻撃・30%の防御修正
指揮範囲 3
ブレイク サーチ&レスキュー(Search and Rescue)
海外版名前 Reinforce(PAL:Lifeline)
ブレイク能力 全自軍部隊のHPを3ポイント回復(最大10)
望み 世界崩壊で苦しむ人々を一人でも助けること

人望 ★★★★★
報われなさ ★★★★★
嫌われ度 ★★★★★

ルベル軍第12独立中隊の隊長。階級は大尉。
筋骨隆々の肉体に怖い顔。殺しがしたくて軍人になりました的な印象を与えるが、
実際は、この崩壊世界において誰よりも美しい心を持っていて、
この人と人とが信じ合えない世界で、精力的に救助活動を行っている。
本当に善良で心の優しい人物なので、善人には好かれるが、
悪人には相当嫌われる性格と言える。そして、この世界には悪人の方が多いのだ。
略奪者達との戦いや、民間人の保護の旅の果てに、避難シェルターを開放し、
避難民を飢えさせない為に、食糧援助を条件として新生ルベル軍に参加。
人が良過ぎるため、人の悪い上司であるジギスムントには疎まれており、
出世も遠く、昔の部下だったコールや、不良のディーターと同じ大尉に甘んじているが、
その用兵は正確で、その上部下の命は大切にするので、独立中隊の士気は高く、連戦連勝。
遂には独立中隊の戦力のみで、第二次ダーレト攻防戦に勝利し、
サフィラス連邦を降伏させるに至る。彼は1世紀もの長い戦争に終止符を打った、
言わば救国の英雄だが、この戦争の勝利が、更なる悲劇を世界に広げる事となる・・・。
指揮能力は全部隊に対する防御修正。結構固くなって守り易くなる。
攻撃修正が、指揮範囲内の10%に限定されてはいるが、指揮範囲が3と非常に広い為、
全く気にならないだろう。それすらもレベルアップで補う事が出来、エースになればより固くなる。
ブレイクは、某スパナボーイを彷彿とさせる能力で、その効果の程は言わずもがな。
指揮範囲が元々広い彼は、ブレイクポイントも貯め易く、連射も可能。
速攻を望まず、堅実な戦いをする分には十分実戦に耐えうるリョウ良キャラである。
同じ指揮範囲を持つ司令官としてジギスムントやローミィがいるが、安定性を求めるなら隊長で決まりだ。

"In battle, the clearest thinker wins."


名前 リン(Lin)
海外版名前 Lin
指揮能力 地上部隊に合計30%の攻撃・防御修正
上記以外の部隊に10%の攻撃・防御修正
指揮範囲 1
ブレイク ナイトビジョン(Night Vision)
海外版名前 Scout(PAL:Night Vision)
ブレイク能力 地上部隊に索敵範囲プラス2補正
更に、策敵時、隠蔽地形に潜んだ敵を発見可能に
望み 隊長であるブラウンの理想をかなえること

解説力 ★★★★☆
サーチ力 ★★★★★
ピーピング力 ★★★★★

ルベル軍第12独立中隊の副隊長。階級は中尉。
部隊のメインの任務である戦闘や捜索救助を明晰な頭脳で支える。
ブラウンやエドの博愛主義思想を、時には批判するものの、
内心では快く思っており、常に適切な助言で部隊と民間人の命を守る。
一度感情的になると非常に熱いものを持っており、
「世界滅亡時計」や「ウラルアウル潜入」では率先して戦い、プレイヤーの涙腺に働きかける。
ここまで熱く戦えるのは、何も隊長への尊敬の念だけではないだろう。
元々は偵察部隊の出身なので、サーチ力に長けているが、
エド君とカトレアちゃんのラブコメタイムをいつも後ろで観察するなど、ピーピング力にも長けている。
指揮能力は頭脳的なイメージからは離れてしまい、駆け出しのエド君よりも更に狭い指揮範囲で、
全地上部隊の能力を高める。エドとは違い、間接攻撃部隊も強くなるが、
指揮範囲の関係上、序盤は少々攻め辛い。少しでも早く指揮範囲を伸ばす努力を。
ブレイクはGBWAのアスカの能力を地上部隊のみにした物で、便利は便利だが、
今作では索敵戦時に、ユニットが存在している地形以外にも、
通過した地形も索敵範囲分視界が広がり、前作までに比べれば飛躍的に索敵し易くはなっているので、
索敵戦でも無理して発動するほどのものではない。指揮範囲補正との兼ね合いもある。
それでも索敵戦なら本来の持ち味を100%発揮出来る為、より評価は上がる。
非索敵戦でもエドより強いかもしれないし、何だか可哀想なエド君。
そして、次のキャラクターの紹介により、我々のその想いは頂点を迎える事となる。

"I can't remember anything..."


名前 カトレア(Catleia)
海外版名前 Isabella(PAL:Catleia)
指揮能力 全部隊に合計20%の攻撃・防御修正
指揮範囲 2
ブレイク オーバーロード(Over Lord)
海外版名前 Deep Strike(PAL:Over Lord)
ブレイク能力 全部隊に移動距離プラス2補正
間接攻撃部隊の射程距離プラス2補正
望み エドたちと共に平穏な日々を送ること

解説力 ★★★★★
恋愛依存度 ★★★★★
禁書目録度 ★★★★★

独立中隊に命を救われたエドが助けた初めての少女。
救助時には虫の息だったが、エドの献身もあって命を繋ぎ、以後、独立中隊と行動を共にしている。
彼女には記憶が無く、名前すら思い出す事が出来ないのだが、
エドが救助活動中に拾ってプレゼントしたプラスチックのカトレアの造花を気に入り、
以後、カトレアと名乗っている。NA版でのみ、上記の問答の後、
彼女はカトレヤの英語表記である“Cattleya”と名乗ろうとするが、
(この花にはカトレア[Catleia]という呼び方と、カトレヤ[Cattleya]という2種類の呼び方が存在する)
呼び辛いので、この造花の正式名称、カトレア・イザベラストーンの、
イザベラにしようとエドが提案し、彼女も了承する。お前が名付け親か!
エドに非常に良く懐いており、小動物の様な従順さでよく付いて歩いている。
これは十分好意と呼べる物だが、彼女はそれに気付いておらず、
エド自身が非常に初心な為、お互いの告白には相当な時間を要す事となる。
どういう訳か、彼女は軍事技術に関してはリンを上回る知識を持っており、
その知識は度々エド達を救う。多くは語れないが、とても多くの知識を脳内に記憶しているからだ。
また、やはり多くは語れないが、レライエ・システムという特殊なシステムを発動出来、
指揮能力は非常に高い。全部隊の能力を向上させ、更に指揮範囲もそこそこある。
相当強力な司令官の素質を持つが、ストーリーモードでは戦わない。
ブレイクは、そのシステムの力を更に解放した物。
酷使は寿命をも縮めると言われるその能力は明らかに狂っており、
「だんな様」や「空気」の活躍の場を著しく奪う事になるだろう。
彼らを蔑ろにする様な能力を実装させた理由を私はとても知りたい。
Wi-Fi対戦下では、彼女とリーゼロッテの独壇場。IDS脅威のメカニズム。

前のページに戻る

FWDS2トップに戻る