グリーンアース軍(GBWA2)

総評
新司令官はハンナ女史。第一印象は弱い。だが、慣れてくると強いんだよ。
イーグルに関しては、あのチートブレイクが更にパワーアップ。キャンペーンで大活躍。
モップに関しては、基本能力が減少しても、ブレイクがパワーアップしているので我慢せよ。

「空の勇者」は、その能力に更に磨きをかけた。良くも悪くも。
艦船部隊の攻撃力はさらに落ちて、合計マイナス30％修正。まぁ、使用する事はないけど。
それより重要なのが、彼の十八番、2回行動に遂に攻撃・防御修正が付加される事。
マイナス修正でない分、発動は更に遅くなったが、今作の方が使いやすいだろう。
航空部隊の元から高い攻撃で一撃。Sブレイク後に更に高めた攻撃でもう一撃。
カッコ良さはずば抜けている。使用出来るマップも特殊なマップが多い。
キャンペーンのファクトリー戦やブラックホール戦役でも大活躍間違い無しの勇者である。
ライトニングアサルトのチートまがいのパワーとカッコ良さにシビレて頂きたい。
だが、敵で出現すると必要ポイントの多さが災いして、肝心のSブレイクが発動しない。
よって、敵で出現した場合は前作と違い、弱い司令官の部類に入るという事だ。
領土の解放ばかりであまり個々の司令官にスポットのあたらない今作では、
ドミノといちゃいちゃする時間は無きに等しい。次回作での話の進展を待ちたい。

異様に多かったひらがな喋りも、今作では人並みに改善された。それは置いといて、
イーグル同様、強化と弱化が同時に行われている。彼と同じで恩恵の方が大きい。
マイナス面は、艦船部隊の防御マイナス修正と、航空部隊の攻撃マイナス修正。
イーグルと違い、航空部隊を戦闘に使う場合もあるが、そこには目をつぶって頂きたい。
プラス面は、ブレイク、Sブレイク共に燃料50％ダメージが付加された事。
これは特に航空部隊に対し有効。空港や輸送車に届かなかった部隊はすぐに墜落する。
他の部隊も燃料が減少すると戦わずして逃げ出す。燃料警告は割とすぐに発生する。
ダメージには期待出来ないが、前作と比べたら相当パワーアップしていると言えるだろう。
しかし、Sブレイク発動の魅力がほとんど無い。雨に強いが、索敵範囲はしっかり減る。
よってブレイクを連射した方がいい。なんならわざと破壊されてポイントを溜めてもいい。
敵で出現した場合は前作以上に厄介。Sブレイクの使用を遵守させた方が良い。
もっとも、される前に本部を占領すれば勝ち。難しいけどやってみそ。
でも、台風まで好き勝手に呼べるなんて、「モップとは人か魔か？」
ザー！　ザー！「げぇ！　モ、モップ！　引けー！」・・・正に三国志(演義)！

今作初登場。グリーンアース軍の遅れて来た司令官。自身も戦車を乗り回す。
自国のピンチを救う為参戦。前作未登場の理由は、他国で戦略研究に勤しんでいたからとか。
同僚のイーグルとはケンカばかり。それを止めるのはモップの仕事。
ファクトリー戦等で積極的に使用すると、彼女の部下思いの一面を知る事ができよう。
車両・戦車部隊の扱いに秀でている。が、車両・戦車部隊以外の攻撃力がマイナス10％。
歩兵部隊とて例外ではない。パンチ力に欠ける司令官なので、弱いと感じるかもしれない。
が、間接攻撃部隊(含戦艦)の射程は減少しない。その点が重要。
攻撃マイナス10％程度なら、他の司令官にもよく付加されている。気にすることは無い。
ブレイク、Sブレイク共にマックスとほとんど変わらない様に見えるが、全然そうではない。
非車両部隊も含めた全部隊の燃料・弾数が回復するし、補給車にも移動補正が付加される。
燃料・弾数の完全回復なんて地味。と思ってはいないだろうか？
モップだって潜水艦はガス欠にはなるし、イーグルの航空部隊も墜落する事はある。
彼女の部隊にはそれが無い。実は全部隊と相性が良かったのだ。
が、もちろん車両・戦車部隊以外に攻撃修正や移動補正は付加されない。当然だが。
この様に、マックスと比較しがちになる能力だが、運用方法は全く違うという事だ。
余談だが、ターボチャージにスーパーチャージ、それに海外版のオーバードライブ(Overdrive)。
ブレイクの名前が乗り物のエンジン周りの名前ばかりである。
本当は、タンポポより、ドライブとかの方が趣味なのではないのだろうか？

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