ブラックホール軍(GBWA2)

総評
ブラックホール軍は、ヘルボウズ以外は全て新顔。前作は使い回しが多かった。
ヘルボウズに関しては、前作とは比べ物にならないほどパワーアップしている。
完全に悪の組織の集団だけあって、危険思想の人物の数には事欠かない。
敵で戦う事が多い連中なので、結果としてブレイクは乱発されてしまう傾向がある。
ヘルボウズ以外は、敵で出現するから強いという良い見本である。

今作初登場。ブラックホール軍のレッドスター攻撃担当。
肉が好き。女も好き。野菜は嫌いで頭は悪い。見ての通り？
ただの一兵卒に過ぎなかったが、パンチ力には定評があり、
その力をホークに見出され、現在の地位に成り上がった。大出世である。
マックスと同じく、パワーファイトを挑んで来る様に見えるが、
実際はキャサリンと同じ、ランダムダメージタイプ。しかも、マイナスダメージアリ。
ブレイク・Sブレイク共に、キャサリンに勝ち目が無いので、自分で使用する事は絶対に無い。
が、ハードキャンペーンでは話は別。敵の数の優位に苦戦は必至。
攻撃を仕掛ける前やブレイク発動前にセーブしておけば少しは有利に戦える。
が、ブレイク中はマイナスダメージ補正はほとんど発動しない。根気が必要。
ワースト司令官はアスカかこいつ。対戦時のハンディキャップにどうぞ。
ただ、Sブレイク後のプラスダメージが予想以上に発生すると、ハンデにならないかも。

今作初登場。ブラックホール軍のブルームーン攻撃担当。
見た目といい言動といい、とても頭が悪そうだが、その正体は天才少女。
ほとんどのブラックホール軍の兵器開発を担当している。人は見た目によらない。
その能力は、地形効果での攻撃力修正。間接攻撃部隊の拠点防衛時に強い。
平地でも10％。森でも20％。メジャーな地形にいるだけでも強い。
もちろん山なら40％。この能力は、攻めつつも十分力を発揮出来る。
ブレイクは地形の移動コストを軽減するだけ。Sブレイクでもこの能力は付加される。
しかも、必要ポイントがべらぼうに高い。★×2くらいでいいのではないか。
Sブレイクの地形修正倍化は、攻撃・防御の両方が跳ね上がるので相当強力。
こちらの攻撃がSブレイク後の総帥並みに効かないので骨が折れる。
地形効果30％以上の所にいると×2で60％以上。キクチヨのSブレイクとほとんど変わらない。
SFWの要塞があったらさぞ強かっただろう。あれは地形効果50％だった。
ただ、ブレイクが弱いのでこちらを使わせる様調整するといいだろう。
敵の方もブレイクが弱い事を自覚しているのか、発動確立は非常に低い。
面白い能力の持ち主なのだが、やはり総帥と比べると見劣りする。
自分で使用する機会がほとんど無いのが残念だ。購入可能時期が総帥と一緒だし。

今作初登場。ブラックホール軍のイエローコメット攻撃担当。
色白肌にハ虫類系の顔。名前がヘビ(海外版、Adderはマムシの意)。
戦いに独自の美学を持っているが、実行する作戦は卑怯な物ばかりで困る。
ブレイク発動時の台詞も、他の司令官とは比べ物にならない邪悪さ。
海外版のMiss(嫌い)欄に、Dirty Thingsとあるが、それはバッチイ物の事で、
決して卑怯な(汚い)事という意味ではない。むしろ彼はそういう事が大好きだ。ややこしい。
コングとキャットの上官であるが、どちらもアクが強い為、その扱いに苦労している様だ。
Sブレイクは側面強撃の意だが、ガラガラヘビという意味もある。
GBWの戦闘機のメイン武器もそんな名前だったし、中々深いぞ、サイドワインダー。
しかも、海外版の種類によっては、名前が変更されているスーパー仕様。
この恩恵に預かっているのは彼だけ。蛇の噛み付き、スネークバイト。
ブレイク・Sブレイク共に、移動力の上昇のみという、自分で使用しても強くない司令官だが、
敵で出現した場合、2、3ターン置きに駆け足で襲って来るので相当鬱陶しい。
ブレイクはぴったり★×3でも使用するくらい使用頻度は高いので注意。

今作初登場。ブラックホール軍のグリーンアース攻撃担当。
ヘルボウズに次ぐブラックホール軍のナンバー2。別名吸血鬼。
性格は無口。無能な奴の存在が許せない。大きな野心を抱いている。
全部隊に10％の攻撃修正も付いているが、それよりも問題なのが吸血。
何度も何度も吸血されると、こちらのモチベーションは大いに減少する。強いぞ。
ブレイクも、ぴったり★×6なら使用してくる。頭の片隅にでも記憶しておくべし。
グリーンアース戦役が難しい(憂鬱)と感じるのは、彼の登場が多いからである。
ブレイク、Sブレイク共に、必要ポイントが非常に多いので、自分で使用すると強くはない。
取扱説明書には攻撃修正が付加されるとあるが、全く無い。あったら困る。
こちらがリョウだと全然強くないが、戦闘はハードキャンペーンの1戦のみ。
しかも、使用される前に瞬殺出来るので、全く恐れる事は無い。
ちなみに、唯一名前やブレイク等が海外版とまったく同じ。
つまり、英語圏のお友達がいても話が通じる？ぞ。
海外旅行に出かける諸兄は、話の種に覚えておくといいだろう。

前作のタコ番長、装いも新たに再登場。新兵器と部下を従えて。
今作では本気を出していらっしゃる様なので、攻撃・防御修正の両方が付加されている。
前作の様に、一撃で破壊出来るザコ部隊という訳ではない。
Sブレイクは、前作のブレイクと変わらないが、部隊の能力修正がとてつもなく上昇している。
しかし、必要ポイントは大きく増えたので、2〜3日置きに降って来る事は無い。
敵で出現した場合は苦戦必至だが、今作ではトライアルの使用も可能になっている。
能力は同じ。普通に強い上、速攻にも使える為、大活躍が期待出来る。
雪に弱いとされているが、足を取られるだけで、能力に何の変化も起こらない。
ちなみに、海外名Sturmは、独語Sturm(嵐・爆発)から付けられたと考えられる。
こっそり日本語で好みが増えている事は、海外版をプレイした者への配慮とでも？

前のページに戻る

GBWA2トップに戻る